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TicWatchのおすすめはどれ?全モデル使ってわかったベストな一台の選び方 | TicWatch レビューまとめ

  • TicWatch良いって聞くけど、種類が多くてわからない…
  • 価格と使用感のバランスが一番良いのはどれ?

今回はこのような悩みに向けて、現行モデル全4機種を実際に使ってわかった、”最適な選び方”を紹介していきます。

それぞれ個別で記事も出しているので、詳細なレビューはそちらでご確認ください。

この記事のまとめ
TicWatchの1番おすすめモデルは?

TicWatch E3

目次

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TicWatch Pro 5

Image:Mobvoi

TicWatch Pro 5約5万で販売されているTicWatchシリーズのフラッグシップモデル

前作の発売から1年半越しのメジャーアップデートです。

Jun

TicWatch Pro “4”を飛ばして”5″が登場しました

TicWatch Pro 5のスペック

TicWatch Pro 5は2023年に発売された最上位機種です。

プロセッサーにはAndroidスマートウォッチ最高ランクの「Snapdragon W5+ Gen1」を採用。

ホイール式の電源ボタンを搭載したことで、使用感・操作感共に文字通り滑らかになっています。

ストレージが32GBもあるので、アプリをたくさんインストールしたり、音楽や写真をたくさん保存することも可能となりました。

TicWatch Pro 5は単体でワイヤレスイヤホンと接続できるので、簡単な散歩程度であれば最悪スマホなしでも出歩けます。

バッテリー性能は前作と比べて10%程度伸びており、スマートモードで最大80時間、エッセンシャルモードで最大45日間となっています。

ストレージ32GB
メモリ2GB
プロセッサーSnapdragon W5+ Gen1
OSWear OS by Google
寸法5.01 x 4.8 x 1.22cm
重さ44.35g
ディスプレイサイズ1.43インチ
ディスプレイタイプOLED+FSTN
マイク, スピーカー搭載
バッテリー容量628mAh
バッテリー持続時間
(スマートモード)
80時間
バッテリー持続時間
(エッセンシャルモード)
45日
急速充電30分-65%
ボタンローテーティングクラウン
Bluetooth5.2
Wi-Fi2.4GHz
GNSSGPS+北斗+グロナス+ガリレオ+QZSS
決済Google Pay
堅牢性MIL-STD-810H
防水5気圧, 水泳
ストラップ24mm
現行価格49,999円(税込)

TicWatch Pro 5の使用感

TicWatch Pro 5を実際に使ってみて感じた性能面でのポイントは、とにかく動作感がヌルヌルなことと、エッセンシャルモードの使い勝手が良いこと。

このモードは前作までの場合、ただのアナログ腕時計のような時刻を表示するだけの機能しか有していませんでしたが、TicWatch Pro 5では時間を表示するだけでなく、歩数や心拍数も表示します。

従来はスマートウォッチの機能を削ぎ落としたモードとして位置付けられていたエッセンシャルモードですが、今作ではそのポテンシャルが解放され、より便利な機能へと昇格していました。

Jun

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TicWatch Pro 5のポイント
  • 最新Snapdragon W5+ Gen1搭載
  • メモリ2GBストレージ32GB
  • 大容量バッテリー&高速充電
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TicWatch Pro 3

Image;Mobvoi

TicWatch Pro 3約2万9,000円から購入できるTicWatchシリーズのフラッグシップモデル

現在はPro 3 GPSPro 3 Ultra GPSの2機種がラインナップされています。

Jun

自分は一世代前のPro 2020からの乗り換えでしたが、応答速度やスマホとの連携速度などでかなり進化したように感じました

TicWatch Pro 3のスペック

TicWatch Pro 3は旧フラッグシップなだけあって、スマートウォッチに乗せられるものをできるだけたくさん乗せている印象です。

SoCは当時最高ランクのSnapdragon Wear 4100と「Mobvoiオリジナルプロセッサー」を統合し、デュアルプロセッサーと称されたものを採用していて、操作感はヌルヌル。

ストレージは8GBもあり、システムやアプリで使用する分を差し引いても、1曲10MB程度の楽曲であれば500曲近くダウンロードすることが可能です。

内蔵バッテリーは577mAhで、スマートウォッチモードだと最大72時間、デジタルウォッチモードだと最大45日間持続します。

バッテリー性能は操作感と引き換えになることが多く、どちらか一方しか優先できないことがほとんどですが、TicWatch Pro 3はどちらも高スペックです

対応している衛生システムは、GPSBeidouGlonassGalileo準天頂

当然スピーカーとマイクも搭載しているため、アラーム音声入力も可能です。

現行価格28,798円
SoCSnapdragon Wear™ 4100
OSWearOS
支払いGoogle Pay
メモリメモリ 1GB, ストレージ 8GB
バッテリー72時間~45日間
サイズ47x48x12.2mm
重量約42g
ディスプレイ1.4” Retina AMOLED (454 x 454) + FSTN display
防水防塵IP68, 水泳
カラーシャドウ

TicWatch Pro 3の使用感

TicWatch Pro 3を実際に使ってみて感じた性能面でのポイントは、とにかく動作感がヌルヌルなことと、バッテリー持ちが良いこと。

過去のモデルで実現が難しかった「快適なWearOS」がようやく手に入った感覚です

バッテリー持ちに関してはTNディスプレイの恩恵が大きく、スマートウォッチのバッテリーが落ちても、デジタルウォッチとして数日間使えることが最大の利点。

見た目の面で感じたことは、作りがしっかりしていること。

これはTicWatch E3C2+と比較したときの話で、ストラップのガタつきや筐体の全体的なビルドクオリティで優れています。

TicWatch Pro 3には現行で「TicWatch Pro 3 GPS」と「TicWatch Pro 3 Ultra GPS」の二種類がありますが、スペック上ほぼ変わりません。

Jun

どちらを選ぶかは個人のデザインの好み次第といった感じです

TicWatch Pro 3のポイント
  • 動作が滑らかでストレスフリー
  • バッテリー持ちが良い
  • ビルドクオリティが高い
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TicWatch E3

Image;Mobvoi

TicWatch E3約2万4,000円で手に入るミドルレンジモデル(限りなくフラッグシップに近い)。

最上位機種のProシリーズと区別されているとはいえ、最新のプロセッサー大容量のメモリを搭載し、WearOSが動くなど、そのスペックはProシリーズにかなり近いように感じます。

現在の販売価格で言うと、Proモデルとは5,000円ほどの差ですが、セール時には2万円を切ることもあり、そうなるとProより1万円ほど安く手に入ることになるので、そのタイミングがおすすめです。

TicWatch E3のスペック

TicWatch E3のスペックはほとんどProモデルと同じ

Qualcommが手掛ける最高クラスのプロセッサーSnapdragon Wear 4100を積み、メモリ1GBでストレージが8GB

WearOS搭載で、Google Payが使える点も同じです。

異なる点を挙げると、

  • ディスプレイが少し小さく、一層構造
  • 重さが10g程度軽い
  • カラーバリエーションが豊富

くらいです。

筐体やストラップのデザインに関しては大きく異なりますが、搭載しているプロセッサーやメモリ類、防水性能はフラッグシップモデルとなんら変わりありません。

現行価格23,999円
SoCSnapdragon Wear™ 4100
OSWearOS
支払いGoogle Pay
メモリメモリ 1GB, ストレージ 8GB
バッテリー24~48時間
サイズ44 x 47 x 12.6mm
重量約32g
ディスプレイ1.3″ HD display (360 x 360)
防水防塵IP68, 水泳
カラーパンサーブラック

TicWatch E3の使用感

TicWatch E3の日常的な使用感は、まず問題ありません

…と言いたいところですが、一点気になるポイントが。

それは「バッテリー持ち

使い方によっては1ヶ月程度バッテリーが持つProモデルを持っている身としては、E3のそれはあまりに短過ぎました。

E3は各種のトラッキングをオンにして使うと1~1.5日くらいで充電がゼロになってしまします。

Pro 3はバッテリー容量が577mAhですが、一方E3は380mAhしかないのが大きく効きました。

しかし、この一点のみで他の魅力が消えてしまうほどTicWatch E3はショボくありません。

現場での使いやすさはフラッグシップと同等で、かつセール時には2万円を切る価格帯。

価格と機能性のバランスを見ると、このモデルが一番”正解”のような気がします

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TicWatch C2+

Image;Mobvoi

TicWatch C2+は前作であるC2から比べてメモリが0.5GB→1GBに倍増されたモデル。

価格帯は1万5,000円程度とミドルレンジモデルの中でも低価格帯の位置付けです。

発売されたのは2020年の夏。

TicWatchの中で一番安くWearOSが手に入る一台です。

TicWatch C2+のスペック

TicWatch C2+はWearOSを搭載し、プロセッサーはSnapdragon Wear™ 2100を採用。

メモリは1GBでストレージが4GBと、一般的なスマートウォッチからすれば十分なスペックです。

画面の大きさは一つ上のモデルのE3とほぼ同じ。

ストラップの色はローズゴールドプラチナムオニキスの3色から選択可能で、シリコンバンドと合わせて計2本付属します。

現行価格15,479円
SoCSnapdragon Wear™ 2100
OSWearOS
支払いGoogle Pay
メモリメモリ 1GB, ストレージ 4GB
バッテリー最大2日
サイズ42.8 x 42.8 x 12.7mm
重量約42g
ディスプレイ1.3” AMOLED (360 x 360)
防水防塵IP68
カラーローズゴールド, プラチナム, オニキス

TicWatch C2+の使用感

TicWatch C2+をしばらく使ってみて、「最低限WearOSが動くように作られた」ような印象でした。

メモリが1GBに増設されてもっさり感はかなり消えたものの、トラッキングの種類が少なく、WearOSの恩恵をフルに発揮できていない、というのが正直なところ。

使えるかと聞かれたら迷わず「十分使える」と答えますが、快適かと聞かれると「あと1歩」といった感じです。

E3と同様、価格とのバランスは良いと思います。

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TicWatch GTH

Image;Mobvoi

TicWatch GTH5,000円ほどで購入できるTicWatchのローエンドモデル

本当に必要な機能だけを残して、可能な限り価格を抑えたミニマルな印象の一台。

OSは独自のRTOSを採用していて、プロセッサーやメモリ構成は未公開です。

TicWatch GTHのスペック

TicWatch GTHは先述の通り必要最低限の機能で価格を抑えたモデル。

通知の管理再生のコントロールウォッチフェイスのカスタム天気予報が主な機能です。

トラッキング向きではないので、その点は押さえた上で使用することになります。

TicWatchシリーズで唯一、スクエア型の筐体で、あまり詳しく無い人が見ればApple Watchと見間違えるような見た目です。

現行価格4,815円
SoC(未公開)
OSRTOS
支払い非対応
メモリ(未公開)
バッテリー最大10日
サイズ43.2 x 35.2 x 10.5mm
重量46.3g
ディスプレイ1.55″ TFT (360 x 320)
防水防塵5ATM(水泳,50m耐水)
カラーレイブンブラック

TicWatch GTHの使用感

TicWatch GTHをしばらく使って感じたのは、「できることは少ないけれど、できることはちゃんとやる」感覚。

機能性が低い代わりにバッテリー駆動時間は1週間以上

ウォッチフェイスのカスタマイズは、項目からデザインまで細かく調節可能です。

付け心地や操作感度も決して悪くなく、低価格なりに上手くまとまったスマートウォッチでした

一点、気になったこととしては、充電中に磁力で接続しているケーブルが外れやすい点。

これは充電開始時に気をつければ済む話ですが、もう少しどうにかならなかったかなぁと思います。

一番のおすすめは…

ここまで現行モデルを全て使ってみた感想をまとめてきましたが、結局一番おすすめなのはどれ?となると思います。

結論、自分の一番のおすすめはTicWatch E3です。

実際に手にして使ってみた感覚で言うと、価格順に並べた時、E3からC2+にかけ、使用感でかなりの落差を感じました。

メモリはどちらも1GB積んでいるので、おそらく最新のプロセッサーSnapdragon Wear 4100が良い仕事をしているんだと思います。

充電持ちがそこまで長くないのが唯一の欠点ですが、トラッキングの種類も豊富で動きも滑らか。

ストレージは8GBもあってGoogle Payにも対応しています。

セール時の価格は2万円を切るため、他社製の同価格帯モデルは太刀打ちできないことでしょう。

お財布にも気を遣いながら、豊富なトラッキングと快適な操作感を手に入れたいのであれば、E3一択です。

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よくある質問【FAQ】

TicWatchはどこの国?

Mobvoiとは、中国に拠点を置く人工知能(AI)および音声認識技術を扱う企業「Mobvoi」が手掛けるスマートウォッチです。

一番おすすめのTicWatchは?

2023年現在、「TicWatch E3」がおすすめ。理由は記事内にて紹介しています。

TicWatchのクーポンコードは?

公式ストアで使えるクーポンコードは「PDEOUZ」です。

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まとめ

今回はTicWatchの現行モデル、全4機種を実際に使ってわかった、”最適な選び方”を紹介しました。

結論、価格と使用感のバランスが最適なE3がベストでしたが、それぞれの機種ごとに固有の強みもあります。

もし自分の求めている機能がE3にない場合は、それぞれの個別の記事も参照してみてください。

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