1年間モバイルデータ通信料無料のプランを謳ったことで有名な楽天UN-LIMIT Ⅵ。
こんな機会はなかなか無いと思い、自分もサブ機のiPhoneXにSIMカードを入れて使おうと思ったのですが、なんと端末自体が対象外。
そこで、以前入手していたBlackview A80 proで試したところ普通に開通できたので、自分と同じようにこの端末で楽天UN-LIMIT Ⅵを設定しようと思っている方に向けて、設定の手順をまとめておきたいと思います。
Blackview A80 Proの開封
以前入手してから指一本も触れずにしまっていたので、今更ですが開封をしていきます。

同梱物はこんな感じ

充電用のアダプタは7.5W対応とのこと

早速電源をつけて初期設定だけ終わらせます。

ベンチマークスコアなどの測定は今回の記事の趣旨から外れるため端折ります。
Blackview A80 Proのデータ通信の設定
設定の前に、端末本体の電源を落としてsimカードを挿入。

simカードの挿入が完了して本体の電源をつけたら設定に移ります。

モバイルデータ通信を使えるようにする手順は大きく分けて「APN設定」と「エンジニアモードでの設定」の2つがあります。
1.APN設定
設定 > ネットワークとインターネット > モバイルネットワーク > 詳細設定 – アクセスポイント名

ここで新規APNを2つ作成します。
+ボタンを押して新規作成↓

それぞれ各項目を入力していきます。
1つ目→楽天モバイル
名前 | 楽天モバイル |
APN | rakuten.jp |
MCC | 440 |
MNC | 11 |
APNタイプ | default, supl, tether |
APNプロトコル | IPv4 / IPV6 |
APNローミングプロトコル | IPv4 / IPV6 |
ベアラ | LTE (無設定でもOK) |
2つ目→ims
名前 | ims |
APN | (無設定) |
MCC | 440 |
MNC | 11 |
APNタイプ | ims |
APNプロトコル | IPv4 / IPV6 |
APNローミングプロトコル | IPv4 / IPV6 |
ベアラ | LTE (無設定でもOK) |
2.エンジニアモードでの設定
APN設定を済ませたら、次にエンジニアモードでLTE接続や電話の設定項目を入力を行います。
エンジニアモード画面の出し方は2通りあって、専用のアプリを入れるか、デフォルトの電話アプリに特別な番号を入力することで表示させることができます。
電話アプリに番号を入力する場合は「 *#9646633# 」と入力すると表示が可能です。

エンジニアモードの画面が出たら順次必要な項目を入力していきます。
・Network Selecting > SIM1 > Set preferred network type: > LTE onlyを選択

・Misc Feature Config > hVolte > hVolteを選択(bSRLTEに切り替えて再度Volteに戻すとvolteの表示が出やすいらしいです)

・IMS > sim1:Primary Card > VOLTE setting > CMW500 settingを選択(VoLTEの設定)

以上の設定でモバイルデータ通信が可能となります。
Blackview A80 Proの楽天リンク(通話)設定
次に楽天リンク(通話)の設定に移ります。
楽天モバイルに加入すれば、楽天リンクを通じて行われる通話は基本的にかけ放題。
まずはGoogle PlayStoreから楽天リンクのアプリを落として、もろもろ同意します。

楽天リンクを利用するためには6桁の認証コードを得る必要があり、認証コードは楽天の通信エリアでband3の1.7GHz帯に接続するとSMSで送られてくる仕組みになっています。

自分の居住区は幸いにも楽天エリア内だったためこの設定は比較的スムーズに行きました。
一方、楽天エリア外にお住まいの方にとっては比較的戸惑うステップですが、エンジアモードでBandMode>LTE Modeの画面に行き、Band3のみにチェックを入れておくことで、エリア近辺に立ち入った時やエリア内に入った時に電波を掴みやすくなります。

SMSで届いた認証コードを入力すると、晴れて楽天リンクが承認となります。
まとめ
以上がBlackview A80 proで楽天モバイルを開通させるための手順です。
すでに契約をしている方や端末移行を考えている方の参考になれれば幸いです。


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