- 6千円台の価格帯
- 業界最高水準のノイズキャンセリング
- ハイレゾ相当のコーデックに対応
VGP2022のコスパ大賞、金賞を受賞したSOUNDPEATSの最新ワイヤレスイヤホン『SOUNDPEATS Air3 Pro』
業界最高水準のANCを搭載、ハイレゾ相当のaptX Adaptiveコーデックにまで対応したにも関わらず価格は6千円台。
今回は、今までの常識価格を壊すAir3 Proについて、実際に使用してみた上で感じたことなどを率直にお伝えします。
SOUNDPEATS Air3 Proの開封と外観チェック
まずは内容物とその外観について見ていきます。
- イヤホン本体、充電ケース
- 充電ケーブル
- 交換用イヤーピース
- 取扱説明書
充電ケース
充電ケースはブラック一色で統一され、60 x 24 x 45mmの標準的な大きさ。
手触りはシリコンのような滑らかな感触で、とくべつ安っぽさは感じません。
オモテ側には蓋とケース本体の隙間にLEDランプ、ウラ側にはリセット用のボタンが搭載。
上側にはSOUNDPEATSの文字が刻印され、下側には充電用のUSB-Cポートが搭載されています。
ちなみに技適などの規格類は、蓋を開けた際の裏側に記載されています。
イヤホン本体
イヤホンはカナル型で足のついたタイプの形状。
ロゴがプリントされている肩の部分にはタッチセンサーを搭載していています。
耳の検知用のセンサーは非搭載で耳との接地面には特に何もありません。
集音用のマイクはトップとボトムにそれぞれ搭載され、正確な通話と高品質なノイズキャンセリングを実現しています。
ノズルは楕円形の断面になっており、交換は専用のイヤーピースに限られそうです。
付属品
充電ケーブルはUSB-A to USB-Cで、5V/1Aの出力に対応。
交換用のイヤーピースは初期状態で装着されているものと合わせて3サイズ分同梱しています。
取扱説明書は多言語に対応していて、もちろん日本語にも準拠しています。
本記事はメーカー様から商品を提供いただき作成しています
SOUNDPEATS Air3 Proの製品仕様
製品名 | SOUNDPEATS Air3 Pro |
対応コーデック | SBC, AAC, aptX, aptX-Adaptive |
再生可能時間(イヤホン単体,ケース込み) | 最大6h ,最大24h |
Bluetoothバージョン | 5.2 |
チップセット | Qualcomm 3046 |
防水等級 | IPX4 |
ドライバー | 12mmダイナミックドライバー |
重量(イヤホン単体,ケース込み) | 4.5g, 36.8g |
充電方式 | USB Type-C, 5V/1A |
ノイズコントロール | ANC, 外音取り込み |
操作方法 | タッチ操作 |
付属品 | 充電ケーブル, イヤーピース(S,M,L), 取扱説明書 |
価格 | 6,480円 |
SOUNDPEATS Air3 Proの音質
Air3 Proの音質は同価格帯のイヤホンと比べても十分高く、一般的なユーザーであれば十分満足できる完成度。
aptX-Adaptiveコーデックに対応した上、12mmのバイオセルロース製ダイナミックドライバーを搭載しており、スペックは申し分なしです。
一方で、オーディオに明るく、音にこだわりのある方からすると、少し珍しい味付けの音になっていることは確かです。
低音は膨らみのある印象ですがそこまで存在感は感じず、一歩引いた立ち位置。
中音域、特にボーカルに関して近くで鳴っている感覚が強く、歌モノの楽曲は十分に迫力が感じられます。
高音はやや閉塞的な傾向で抜け感は感じにくい印象ですが、それでも解像感に関しては文句なしのクオリティです。
音場の広さは一般的か少し狭め、定位感は価格相応といった感想です。
全体的な音のつながりは滑らかで無いかもしれませんが、「声」にフォーカスを当てたコンテンツを楽しむのにぴったりなイヤホンです。
- 検証端末;Xiaomi Mi 11 Lite 5G
- 検証コーデック;aptX Adaptive
SOUNDPEATS Air3 Proのノイズキャンセリング
Air3 Proのノイズキャンセリングがもたらす消音効果は、スペック上最大-35db。
この数値だけを見るとかなり強力に感じるかもしれませんが、体感で言うと中の上程度な印象です。
低〜中音域、特に低音域に大きく作用するため、街中の喧騒はかなり軽くなり、ストレスはだいぶ減ります。
無音の環境下でオンにすると微かにサーといったホワイトノイズが確認できましたが、音楽を流していればまず気になりません。
ノイキャン特有の耳が圧迫されるような感覚も感じなかったので、長時間の使用にも向いています。
続いて外音取り込みモードですが、この機能はノイズキャンセリングよりも精度が高く、自然な聞こえ方で、違和感はほぼゼロといって良いでしょう。
音場がそこまで広く無いため、一般的なノイズキャンセリングイヤホンと比べて空間自体の再現性には若干見劣りが感じられます。
それでも、この価格帯では満点以上の評価です!
SOUNDPEATS Air3 Proの操作性
現時点でAir3 Proはアプリには対応しておらず、初期状態で割り当てられているタッチ操作で運用する必要があります。
- 音量アップ/ダウン;左/右を1回タップ
- 再生,停止;左右どちらかを2回タップ
- 受話,終話;左右どちらかを2回タップ
- 音声操作;右を3回タップ
- 低遅延モード;左を3回タップ
- 曲送り;右を1.5秒間ホールド
- ノイズキャンセリング切り替え;左を1.5秒間ホールド
- 着信拒否;左右どちらかを1.5秒間ホールド
また、Air3 Proがスマホと繋がらない(ペアリングできない)場合や新たな端末とペアリングしたい時は、イヤホン自体をリセットすると有効的です。
- 端末とのペアリングを解除
- 両側のイヤホンをケースにセット
- ケースの蓋を開けた状態で、ケース裏のボタンを10秒間長押し
- LEDランプが赤く点滅したら蓋を閉じる
【FAQ】よくある質問
まとめ
- 6千円台の価格帯
- 業界最高水準のノイズキャンセリング
- ハイレゾ相当のコーデックに対応
VGP2022のコスパ大賞、金賞を受賞したSOUNDPEATSの最新ワイヤレスイヤホン『SOUNDPEATS Air3 Pro』
業界最高水準のANCを搭載、ハイレゾ相当のaptX Adaptiveコーデックにまで対応したにも関わらず価格は6千円台。
初めてノイズキャンセリングイヤホンを手にする方、既に持っているけどサブでもう一台欲しい方両方におすすめできるイヤホンです。