以前レビューをしたEarFun Air Proに引き続き、EarFunから新たに登場したEarFun Free Pro。
今回はこの二つを比較しながら、どちらがより良いイヤホンなのかを考えていきたいと思います。
EarFun Free Proの製品仕様
製品名 | EarFun Free Pro |
対応コーデック | AAC / SBC |
再生可能時間(イヤホン単体,ケース込み) | 7時間, 32時間 |
Bluetoothバージョン | Bluetooth5.2 |
防水性能 | IPX5 |
ノイズコントロール | 対応 |
インターフェイス | タッチコントロール |
付属品 | 充電ケーブル(USBケーブル , ユーザーマニュアル, イヤーピース( XS , S, M, L ), イヤーフック×3) |
購入時の価格 | ¥5,099 |
EarFun Free Proの開封
開封するとまず出てくるのは本体
次に説明書類
最後に充電ケーブル、イヤーピース、イヤーフック。
イヤホンの形状が足のついていない豆型のデザインなのでイヤーフック類が同梱しているのはありがたいです。
ケースは上面のみ光沢のある加工。
その他側面などはシルバーのマットな加工が施されています。
蓋を開けると、ケースと同じデザインのイヤホン本体が出てきます…が、
ロゴが逆さになっています。
初めは初期不良かななんて思ったのですが、公式サイトを確認してみるとこれで合っているらしく、なんだか不思議な感覚。
当然、装着した時に左側はロゴが逆さになってしまいますが、これもデザインのうち。
使用に際して支障はないので気にしないでいきたいと思います。
イヤホン本体は側面の平な部分がタッチセンサーになっていて、横から見るとこんな感じ。
イヤーピースを外してみるとステムは一般的な長さ。
イヤーピースも一般的なもの…だと思っていましたが、よく見てみるとステム先端の口形が楕円形になっていて、専用のイヤーピースしか対応しなさそうです。
EarFun Free Proの音質
Free Proの音はバランス型のAir Proと比べて低音寄り。
低音が強いと言っても高音域が潰れているわけではなく、多少シャカシャカしていますがきちんと聞き取れるレベルで鳴っています。
ドライバー口径はAir Proの10mmに対しFree Proは6.1mm。
音の解像度で言うとどちらもほとんど同じですが、表現の幅で言うとやはりAir Proに軍配が上がります。
Free ProとAir Proとの比較
機能面で言うとAir Proは耳の自動検知がついて、Free Proはワイヤレス充電ができるくらいの違いで、その他双方できる事にそこまで差異はありませんが、その程度が異なります。
まずはノイズコントロール(ノイズキャンセリングと外部音取り込み)機能。
ノイズキャンセリングに関しては公式サイトでAir Proは-38db、Free Proは-28dbと書かれていますが、正直カフェなどで使ってみた感想Free Proでも音楽を流していたら騒音は十分カットしてくれます。
一方、外部音取り込みは圧倒的にAir Proが優勢で、イヤホンをつけていない時と変わらないレベルで外の音を拾ってくれます。
遮音性もAir Proの方が良いため、Free Proと比べ本来の機能を十分に体感できたように感じます。
防水機能や駆動時間についてはどちらもIPX5に最大32時間と変わりはありませんが、BluetoothのバージョンはAir Proは5.0なのに対し、Free Proは5.2。
最新のAndroid端末をお持ちの場合はFree Proの方が安定した接続下で使用が可能となります。
まとめ
今回はEarFunから新たに発売された「EarFun Free Pro」について、ほぼ同時期に発売されたAir Proと比較しながらレビューしてみました。
イヤホンはユーザーごとに使用感が多少異なるの製品なので、一長一短に甲乙つけがたいものではありますが、あくまで個人の視点から見ると少し多く払ってでもAir Proを購入するのがより良い選択肢かなと思いました。
両モデル、ベーシックモデルからのアップデート品としての位置付けなので、もし余裕があればそれらとの比較に関して他のレビューサイトでも確認してみてください。
追記;現在の価格差は1,000円ほどになっているようです。