「純正のApple Pencilは高い!!!」
正直Apple純正のApple Pencilは値段が高く、複数台iPadを持つ身としては何本も買う気が起きません…
ということで今回は、純正品に引けを取らない、おすすめの格安スタイラスペンを10本紹介したいと思います。
磁気充電タイプ
磁気充電タイプは、第2世代のApple Pencilに対応したiPadを使用している方におすすめ!
- GOOJODOQ
- KINGONE
- Viangs
- AiSFUL
- USGMOBI
メーカー名 | GOOJODOQ | KINGONE | Viangs | AiSFUL | USGMOBI |
---|---|---|---|---|---|
磁気充電 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
パームリジェクション | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Bluetooth接続 | 必要 | 必要 (しなくても書ける) | 必要 (しなくても書ける) | 必要 | 必要 |
傾き検知 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
対応するiPad | 2018年以降のモデル | 2018年以降のモデル | 2018年以降のモデル | 2018年以降のモデル | 2018年以降のモデル |
物理ボタン | あり | あり | なし タッチセンサー | あり | あり |
価格 | 3,079円 | 3,599円 | 2,998円 | 2,706円 | 2,719円 |
購入 | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon |
磁気充電タイプのスタイラスペンは、基本的にBluetoothでの接続が必須となってきます。
GOOJODOQ GD13
GOOJODOQ GD13は、市場で初めて磁気吸着充電を実現したサードパーティのスタイラスペンメーカー。
初めは中国の通販アプリ「AliExpress」での販売のみでしたが、現在ではAmazonなどでも取扱があり、手軽に購入することができます。
上部には物理ボタンが搭載していて、電源のオンオフが機能として割り当てられています。
KINGONE
KINGONE(キングワン)は、第一世代のApple Pencilの模倣品から手がけている、実績のあるスタイラスペンメーカー。
デザインと機能性はGOOJODOQの後追いでしかありませんが、ある程度信頼のおけるメーカーであるため、多少は安心して購入できると思います。
正直GOOJODOQと比べて違いはありません。
Viangs
Viangsのスタイラスペンはデザインが純正品に近く、パチモンを使っているな!と周りに思わせない見た目です。
ペン先の交換チップに細い形状のものが付属しているのが特徴で、細かい描画に長けています。
イラスト用途に考えている方にはおすすめのモデルです。
AiSFUL
AiSFULの手掛けているスタイラスペンは、GOOJODOQやKINGONEのスタイラスペンと同じ形状。
機能面で見ても特にこれといった違いはなく、どれを選んでも描画体験は変わりません。
ただ、USGMOBIのスタイラスペンにはメーカー名の印字がないので、無印良品のような「プレーン感」が欲しい方にはおすすめのモデルです。
USGMOBI
USGMOBIのスタイラスペンもAiSFULのスタイラスペンと全く同じ特徴。
ここまでくると書くことがないです。もう全く同じ。
有線充電タイプ
有線充電タイプは、第1世代のApple Pencilに対応したiPadを使用している方におすすめ!
- JAMJAKE
- KINGONE
- KIMWOOD
- WINWILL
- SOOOO
メーカー名 | JAMJAKE | KINGONE | KIMWOOD | WINWILL | SOOOO |
---|---|---|---|---|---|
磁気吸着 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
充電方法 | USB-C | USB-C | USB-C | USB-C | USB-C |
パームリジェクション | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
オートスリープ | ○ 5分でスリープ 30分で電源オフ | ○ 1分でスリープ 30分で電源オフ | ○ 5分でスリープ | ○ 5分でスリープ | ○ |
替え芯 | 3個 | 3個 | 3個 | 3個 | 3個 |
Bluetooth接続 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 |
傾き検知 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
対応するiPad | 2018年以降のモデル | 2018年以降のモデル | 2018年以降のモデル | 2018年以降のモデル | 2018年以降のモデル |
価格 | 2,899円 | 2,429円 | 2,499円 | 2,399円 | 2,599円 |
購入 | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon |
基本的にUSB-Cで充電できるので、持ち運びの際でも余計にケーブルを用意せずに使用できます。
JAMJAKE
磁気吸着 | ○ |
充電方法 | USB-C |
パームリジェクション | ○ |
オートスリープ | ○(5分でスリープ,30分で電源オフ) |
替え芯 | 3個 |
Bluetooth接続 | 不要 |
傾き検知 | ○ |
対応するiPad | 2018年以降に発売したモデル |
JAMJAKE(ジャムジェイク)のスタイラスペンは通販サイトでベストセラー1位を記録するほど人気のモデル。
手が画面に触れても誤動作しないパームリジェクション機能はもちろん、Bluetoothでのペアリングが不要ですぐに使えます。
ペン先のチップは純正品と同じ素材を採用しているため、書き心地が純正品と遜色ないレベルなのが魅力的です。
ペン先の直径は1.0mmで、特定のソフト(SketchBook、Procreate、Paper、Noteshelf)に限り傾き検知が可能。
Apple Pencil 第2世代に対応しているiPadであれば磁石でくっつけておくことも出来ます。
また、JAMJAKEのもう一つのモデルは、パームリジェクション機能と引き換えにスマホでも使用できる機能を搭載しているので、iPad以外のデバイスで使用したい人はそちらのモデルも要参照です。
製品保証期間が24ヶ月と他のメーカと比べて長いのも良い点ですね!
KINGONE
磁気吸着 | ○ |
充電方法 | USB-C |
パームリジェクション | ○ |
オートスリープ | ○(1分でスリープ,30分で電源オフ) |
替え芯 | 3個 |
Bluetooth接続 | 不要 |
傾き検知 | ○ |
対応するiPad | 2018年以降に発売したモデル |
KINGONE(キングワン)のスタイラスペンも形状とスペックはJAMJAKEとほぼ全て同じです。
両者の違いはオートスリープ機能で、JAMJAKEの5分と比べてKINGONEは1分と短め。
ペンを持ったまま考え事をしてれば1分なんてすぐに過ぎてしまうので、個人的にはJAMJAKEの仕様の方が好みです。
ただし、それ以外の点については純正と同様の使用感で、ECサイトでのレビューもかなり高くついています。
省エネで利用し、バッテリーを長く持続させたい方におすすめのモデルです。
KIMWOOD
磁気吸着 | ○ |
充電方法 | USB-C |
パームリジェクション | ○ |
オートスリープ | ○(5分) |
替え芯 | 3個 |
Bluetooth接続 | 不要 |
傾き検知 | ○ |
対応するiPad | 2018年以降に発売したモデル |
KIMWOOD(キムウッド)のスタイラスペンは前二つと同様、磁気吸着可能、パームリジェクションありの優秀モデル。
KIMWOODは数年単位でスタイラスペンをアップデートしており、今回紹介するモデルは2020年発売のものです。
ペン先のチップは直径が1.0mmで、純正と同じ素材を採用。
替え芯も3個付属するので、摩耗の心配も不要です。
電源のオン/オフはセンサー部分を1回タッチすれば切り替えが可能となっています。
- 赤;充電中
- 黄緑;充電完了
- 青;使用中
- 点滅;バッテリー不足
WINWILL
磁気吸着 | ○ |
充電方法 | USB-C |
パームリジェクション | ○ |
オートスリープ | ○(5分) |
替え芯 | 3個 |
Bluetooth接続 | 不要 |
傾き検知 | ○ |
対応するiPad | 2018年以降に発売したモデル |
WINWILL(ウィンウィル)のスタイラスペンはみんな大好き「黒色のモデル」があります。
スペースグレーのiPadと一緒に使用する場合はペンもブラックで合わせることで統一感が出て、見た目がかなり引き締まります。
描画の際の使用感は他社製のものと変わりありませんが、バッテリー残量を示すLEDインジケータが3つ付いているので、より詳細な残量が確認できます。
- ○ ;0 %〜30 %
- ○○ ;30%〜70 %
- ○○○;70%〜100%
1時間の充電で連続10時間の使用、30日間の待機が可能です。
自分は黒を買って、スペースグレーのiPad mini6と一緒に使っています!
SOOOO
磁気吸着 | ○ |
充電方法 | USB-C |
パームリジェクション | ○ |
オートスリープ | ○ |
替え芯 | 3個 |
Bluetooth接続 | 不要 |
傾き検知 | ○ |
対応するiPad | 2018年以降に発売したモデル |
SOOOO(ソー;旧SOCLL)のスタイラスペンは電源のオン/オフが「ペン上部の2回タップ」なので、うっかり触れて使用中に電源を消してしまう心配がなくなります。
WINWILLと同様、LEDインジケーターは3つ搭載していて、正確なバッテリー残量の確認が可能。
SOOOOは今までに3モデルのスタイラスペンを手がけていて、現在販売されているのは4世代目になるため、細かな使用感の調整に関しては抜かりがないモデルに感じます。
バッテリー駆動に関しては、1.5時間の充電で9時間の連続使用、30日間の待機が可能です。
使用前の準備
iPadの型番の確認
スタイラスペンを購入する前に手持ちのiPadの型番を確認しましょう。
基本的にApple Pencil対応のモデルであれば、サードパーティ製のスタイラスペンも使用可能です。
型番確認手順
iPadの設定アプリ > 一般 > 情報 > モデル
対応機種
- iPad 第6世代以降
- iPad Mini 第5世代以降
- iPad Air 第3世代以降
- iPad Pro 11インチ
- iPad Pro 12.9インチ 第3世代以降
非対応の機種
- iPad 1/2/3/4/5
- iPad mini 1/2/3/4
- iPad Pro 9.7/10.5/12.9インチ(第一,二世代)
- iPhone
- Androidデバイス
- Microsoftデバイス
デバイスの設定
スタイラスペンを利用するにあたり、すべてのiPadモデルをiOS 12.2以降に更新する必要があります。
iPadの設定アプリ > 一般 > ソフトウェアアップデート
サードパーティ製のスタイラスペンを使用する前に、描画の設定を行います。
iPadの設定アプリ > メモ > Apple Pencilのみで描画 > 無効
また、Apple Pencilを既にiPadとペアリングしていた場合は、先にApple Pencilとの接続を解除してからスタイラスペンの使用を開始する必要があります。
サードパーティ製のスタイラスペンをおすすめしない人
Apple Pencilの互換品と言えど、120Hzのプロモーションテクノロジーや遅延の面では、当然純正品とのギャップが生じます。
プロのイラストレーターや微弱な遅延を気にする作業では使用をお勧めできません。
(とは言っても、自分自身が仕事でイラストを描く際に、サードパーティ製のスタイラスペンで困ったことは一つもないのでそこまで敏感になる必要は無いかと思われます。)
まとめ
今回は、純正のApple Pencilに引けを取らないおすすめの格安スタイラスペンを10本紹介しました。
今まで自分も4〜5本この手のスタイラスペンを購入して現場で使用しているので、経済的に純正品を買うのが厳しい方や、スペアでiPad用のタッチペンを持っておきたい人の参考になればと思います。