在宅ワークでデスク作業をする人の大半が抱えているであろう三大悩み、「腰痛」「運動不足」「眠気」
今回はそんな悩みに対する策として最近よく耳にする「電動昇降式スタンディングデスク」について、実際にFlexiSpotのEF1というモデルを導入してみたので、その際の選び方や組み立てについてご紹介していと思います。
FlexiSpot EF1を選んだポイント
定評のあるメーカーだった点
FlexiSpotはアメリカで設立されたグローバル企業・Loctek Ergonomicのサブブランド。
その名が示す通りErgonomic(人間工学)に基づいた健康的で生産的な生活ができるデスク等をアメリカをはじめ、イギリスやドイツ、フランス、日本、中国にある19の倉庫拠点から、世界の家庭とオフィスに提供しています。
Youtubeなどでも使用者によるレビューが数多く投稿されており、現在600名以上の研究者が切磋琢磨し、年間100以上の新商品を開発している有名ブランドです。
今回、自分がFlexiSpotのスタンディングデスクを選んだ一番の理由はメーカーの信頼度の高さで、他社性のものと比べ、やはり品質に対する安心感が全然違いました。
>>会員登録で5%OFFクーポンをプレゼント!今すぐご登録!!
メモリ機能が搭載している点
次に「EF1」というモデルを選んだ理由についてお話しします。
他のモデルと比較してEF1の特徴として挙げられるのは、「メモリ機能と価格のバランスが最適」なこと。
メモリ機能とはボタンに高さを割り当てられる機能で、いちいちミリ単位で高さを調節する必要がなく、ワンタッチで指定の高さまで昇降できるのが便利な点です。
今回選んだ「EF1」にはこのメモリ機能を割り当てられるボタンが4つ搭載していて価格が3万円と、他モデルと比較してもかなりリーズナブルになっています。
対応している天板サイズに幅がある点
脚幅は85~129cmの範囲で調節が可能。
自宅の設置スペースに合せて幅の狭い天板から広い天板まで、豊富な種類からサイズを選べるのがかなり魅力的です。
自分の場合、引っ越しを見据えているので、次の家でも天板を新調すれば引き続き使用できる点は選ぶ際の大きな決め手でした。
スタンディングデスク自体の運用やそのメリット・デメリットについては、こちらの記事で紹介しています!
FlexiSpot EF1脚フレームの製品仕様
パネルタイプ | 物理ボタン |
機能 | 昇降・記憶・障害物検知機能 |
耐荷重 | 70kg |
脚幅調整範囲 | 85~129cm |
昇降範囲 | 71~121cm |
昇降スピード | 25mm/s |
脚段階 | 二段階(逆ピラミッド) |
対応天板サイズ | 幅100~160cm 奥行50~80cm 厚み≥2cm |
価格 | 28,600円(税込) |
対応している天板一覧
長方形(メラミン樹脂化粧板)
- サイズ;100×60, 120×60, 140×70, 160×70 cm
- カラー;Black、Mahogany、Maple、White、Marble Gray、White Wood、Gray Wood、Vintage Wood
天然竹天板(多層構造の竹集成材)
- サイズ;120×60, 140×70 cm
- カラー;Bamboo
カーブ型(中密度繊維板)
- サイズ;140×70 cm
- カラー;Taupe、Brown、Walnut、Wood
EF1の組み立て方法
実際に製品が手元にある方は、付属の取扱説明書と一緒に見ながら作業を進めてください。
まず、本格的に組み立ての工程に入る前に内容物が一通り揃っているかの確認をします。
*内容物に間違いがある場合は販売店までご連絡ください
実際の組み立て光景
まず、5×5六角スパナを使って脚を支柱に取り付けます。
次にビームの組み立てです。
ビームにあるネジ4つを緩めて幅を伸ばした後、5×5六角スパナを使ってビームと支柱をネジFで固定します。
2.5×2.5六角スパナとレンチを使ってプロペラシャフトを立柱に取り付けます。
取り付けの際、細かい向き・角度の調節が必要になるので、説明書の図をよく見ながら行いましょう。
次に天板部分と接触するプレートをネジCで取り付けます。
ここまでの工程で脚の基本的な構造は完成です。
まず、アダプタースタンドをビームに取り付け、次に天板と脚をネジDで固定します。
この際、電動ドライバーが必要になるのと、プレートから天板端までの距離を200mm以内に設定する必要があります。
FlexiSpot純正の天板であれば初めから穴開けはされているので特に心配は入りませんが、他の天板と組み合わせる場合はドリル等で穴を開けてからネジ留めを行います。
固定が終わったらコントローラーを取り付けますが、このときも配置に注意が必要で、コントローラーはモーター側に設置するようにしてください。
(今回、コントローラー設置部の穴の数が足りなかったためドリルで穴あけをしてから固定しました)
4×4六角スパナでビーム上のネジAを締め、レンチでプロペラシャフトのナットを締めます。
2.5×2.5六角スパナとネジBでバッフル板をビームに取り付けます。
付属のケーブルを所定の端子に接続させ、工程は終了となります。
*この際必ず、電源を入れる前にケーブルを繋いでください。
完成するとこんな感じです。
EF1の良いところ
4パターンのメモリ機能が搭載
基本的な操作はLEDインジケーターを見ながら「上ボタン▲」と「▼下ボタン」でデスクを昇降させる感じになります。
上下ボタンは1回押すと1mm単位の調節ができ、長押しすることで継続的に昇降できる仕様です。
高さ調節できる範囲は71〜121cmの間。
今回のEF1は4パターン分セットできるので自分の場合は
- 71cm
- 85cm
- 100cm
- 120cm
で設定しています。
いちいち細かく調節する必要がないのがとても便利で、上下ボタンは使わずほぼメモリ機能のみで運用しているのが現状です。
昇降時のモーター音も特に気になるほどの大きさでもなく、障害物検知による自動停止の精度もなかなかでした。
比較的安価で手に入る
FlexiSpot公式販売ページの価格で言うと18,700〜78,100円(税込)のラインナップがある中で、EF1は28,600円(税込)と比較的安価で手に入れることができます。
一つモデルを落とすと「メモリ機能無しでただの上下ボタンのみ」や、最安モデルだとそもそもに電動昇降式ではなく「手動昇降式」だったりするので、使い勝手と価格のバランスを見るとEF1が最適です。
天板と合わせても4万〜4万5千円程度なので初めてステンディングデスクを導入しようと考えている方にもかなり手の出しやすい価格設定になっていると思います。
高い堅牢性でぐらつきが軽減
脚元に向かって細くなっていく構造の支柱(二段階の逆ピラミッド)を採用し、耐荷重は70kgとかなり丈夫。
昇降中もユラつくことなく安定している上、FlexiSpot純正の天板だと厚さが2.5cmあるので堅牢性に関しては特に心配ありません。
流石に120cmまで上げて故意に揺すると若干ぐらつきますが、天板上で腕相撲をするわけではないですし、一般的なデスク作業程度では大して揺れません。
EF1の気になったところ
電動ドライバーが必要
[ STEP5 ]で電動ドライバーの用意が必要です。
また、FlexiSpot以外の天板を使用する場合、事前にネジ穴を開けておく必要があります(純正の天板の場合でも今回のように一部ネジ穴が空いていないことがあります)。
EF1を組み立てる際は工具として、電動ドライバーや電動ドリルも合わせて購入しておくと良いでしょう。
おすすめの電動ドライバーはXiaomiのモデル。
かなりミニマルなデザインでかっこいいのが特徴です。
重量があるせいで移動が大変
さすが電動昇降式スタンディングデスク、脚だけでも約20kgほど重量があります。
全ての工程が終わってひっくり返す時もそうでしたが、誤って人の足の上なんかに落ちたら怪我じゃすみそうにないです。
移動に関しては成人男性でも一人で行うのは腰にきそうだったので、頻繁にデスクを移動させる方は合せてキャスターも購入すると良いかもしれません。
FlexiSpot純正品だと3,300円(税込)で購入が可能です。
まとめ
在宅ワークでデスク作業をする人の大半が抱えているであろう三大悩み、「腰痛」「運動不足」「眠気」
今回はそんな悩みに対する策として最近よく耳にする「電動昇降式スタンディングデスク」について、実際にFlexispotのEF1を導入してみたので、その際の選び方や組み立てについてご紹介しました。
脚単体だと3万円、純正の天板と合わせても4〜4.5万円と比較的低めな価格帯ですが、4パターンのメモリ機能に高い堅牢性を併せ持っていることなど、使用感としてはかなり上質なものを体験できると思います。
初めてステンディングデスクを導入しようと考えている方、手動ではなく電動昇降式のスタンディングデスクを探している方には非常におすすめのモデルです。
本記事はメーカー様から商品を提供いただき作成しています