2016年に日本に本格上陸したオーディオブランド「1MORE」
2020年には強力なANC搭載の完全ワイヤレスイヤホン「EHD9001TA」を発売するなどして一躍注目を集めました。
今回はそんな1MOREからいつの間にか発売されていた完全ワイヤレスイヤホン「PistonBuds」について実機を手に入れたのでレビューしていきたいと思います。
「1MORE」唯一のエントリーモデル、結構コスパ良さそう
PistonBudsの製品仕様

- 製品名:1MORE PistonBuds
- 対応コーデック:AAC / SBC
- 再生可能時間(イヤホン単体,ケース込み):3.5時間, 20時間
- Bluetooth規格:Bluetooth5.0
- 防水性能:IPX4
- 充電方式:USB Type-C
- 重量(イヤホン単体,ケース込み):4.2g, 43.3g
- アクティブノイズキャンセリング:非対応
- インターフェイス:タッチコントロール
- 付属品:充電ケーブル, ユーザーマニュアル, イヤーピース( S, M, L )
- 価格:¥5,590

コンパクトで小さなフォルムが特徴的

箱を開封すると、まず出てくるのは本体充電ケース

その他付属品は充電ケーブル(USB A→C)、イヤーピース( S, M, L )、説明書類となっています。

充電ケースは上面に「1MORE」のロゴ、背面にUSB-Cの充電ポートがついているだけのシンプルなデザイン



幅約70mmの高さ約35mmと非常にコンパクトなサイズ感で、ポケットにも楽々と入れられます。

イヤホン本体もケースと同じくブラックで統一されていて、スティックタイプの形状。

タッチセンサーの部分にロゴマークが書かれていて、上部には環境音用のマイク、下部には通話用のマイクが確認できます。

イヤーピースを外すとこんな感じ。

ハウジング部は思っていたより浅めでぺちゃんこなデザインなので、そこまで耳への負担は心配しなくて良いように思われます。
タッチコントロール

・右を2回タップ:再生 / 停止
・左を2回タップ:ボイスアシスタント起動
・左右どちらかを2回タップ:電話に出る
操作方法の詳細やその他機能について→1MORE公式サイト
魅力は締まりのある低音

音の解像感はあまり高くありませんが、低音が締まっている分、同価格帯のイヤホンと比べると良質な音に聴こえます。
ドライバー口径は7mmですが、音のバランスが低音寄りなので感覚的にはそれ以上の迫力を味わえると思います。

一方、音場の広がりはさほど無く、定位感に関してはあまり期待しない方が無難。
上位機種である「ColorBuds」や「ComfoBuds」の代わりとまではいきませんが、この価格帯で買えるイヤホンとしては十分実用性の範囲内です。
↓こちらは以前当ブログで紹介した1MOREイヤホンの記事です。参考までに↓


まとめ
現在購入可能な1MOREの完全ワイヤレスイヤホンでは最安値の「PistonBuds」
エントリーモデルにしては引き締まった低音で、迫力の感じられるサウンドを楽しめます。
お手ごろ価格で1MOREの音質に触れたい方、軽量でコンパクトなイヤホンを探している方にお勧めしたいモデルです。
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