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1MORE ComfoBuds “Z” vs “Mini” 比較レビュー | 小さいイヤホンの決勝戦

オーディオブランド1MOREが手掛ける二つの小さなイヤホン、『ComfoBuds Z』と『ComfoBuds Mini

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1MORE
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この二つに関して、どちらの方がおすすめかよく聞かれるので、今回は7つの観点から徹底比較してみました。

  • この二つの機種の性能、使用感の差を知りたい方
  • 耳のサイズから小さいイヤホンを探している方
  • 最適な寝ホンを探している方

上記のいずれかに当てはまる方の参考になる記事となっています。

1MORE製、小さいイヤホンの決勝戦

目次

1MORE ComfoBuds “Z”と“Mini”の比較

今回は以下の項目について比較していきます。

  1. サイズ・重量
  2. 音質
  3. 形状・装着感
  4. バッテリー性能
  5. 接続性
  6. 操作性
  7. 価格

サイズ・重量

まずはサイズ重量について見ていきます。

ComfoBuds ZComfoBuds Mini
24 x 9.2 x 14.2 mmサイズ(片耳)17 × 15 × 13 mm
2.7 g重量(片耳)3.7 g
60 x 30 x 38.5 mmサイズ(ケース)56.5 × 50 × 24.5 mm
39.4 g重量(ケース込み)42.3 g

イヤホン単体のサイズは、体積で単純に比較するとZが3,135.36 mm3、Miniが3,315 mm3と、僅差ですがZの方が小さめ

体感的にも見た目的にも耳への収まりが良いのはZです。

充電ケースに関しては、体積で見るとZが69,300 mm3、Miniが69.212.5 mm3とほとんど同じ結果に。

しかし、デスクなどの平面に置いた際に占有する面積で見ると、Zが1,155 mm2、Miniが2,825 mm2であるため、Miniの方が2倍ほど大きくなります。

Jun

日常的にデスク上などにケースを出しておく場合はZの方がコンパクトですね

音質

次は音質に関して比較をしていきます。

ComfoBuds ZComfoBuds Mini
睡眠モード(Soothing)
視聴モード(Music)
ノーマル
ANC(Strong)
ANC(Mild)
ANC(WNR)
パススルー
ComfoBuds Zの音質

リスニングモードは「睡眠モード」と「視聴モード」の2つ。

今回は通常の音楽再生時に適用される「視聴モード」での聞こえ方を記述しています。

チューニングはグラミー賞受賞歴のある1MOREお得意のLuca・Bignardi氏が担当し、構成はBAドライバーが1基のみ搭載とのこと。

全体的にフラットな印象ですが、若干中音域にボリュームのあるかまぼこ型のバランスで、ラジオやASMRなどの声モノのコンテンツに最適です。

ダイナミックレンジは多少狭めですが、普通に許容範囲内でした。

高音の刺さりや低音の圧が少ない分、長時間の視聴に向いていて聴き疲れを起こしづらい印象です。

ComfoBuds Miniの音質

リスニングモードは「Strong」と「Mild」、「WNR」のANCモードに加え、パススルーモードオフの計5種類。

デフォルトのチューニングでノイズキャンセリングオフの場合、低音域はボリューム感を保っていますが、他の音域を潰すことなく、バランスは取れている印象。

また、中音、高音域はAACにしては解像感に長けたスッキリとした印象で、再現性は十分確保できています。

ComfoBuds Miniは、専用アプリ1MORE Musicと連携することで、音のバランスを変更できる『SoundID』に対応しています。

この機能を使うと、自分の好みに合った音のバランスを簡単に実装できます。

一点、ANCをMildもしくはWNRにすると、低音のボリュームが増し、中〜高音域の音が少し曇った感じに聞こえ、パススルーだと高音の抜けが良くなる傾向にありました。

形状・装着感

形状に関しては、Zは平たく、Miniは丸っこいイメージで大丈夫です。

装着時はZの方が出っ張りが少なく、収まりの良い印象。

つけたまま横になって耳を枕に押し当てても圧迫感を感じにくい形状です。

装着感は個人差が大きいため、自分の感覚が必ずしも他の人でも再現されるかは微妙なところですが、個人的にはMiniが優勢でした。

一方のZも決して悪いわけではなく、普段使いの中で不自由さを感じるわけではありませんが、装着時にいくらかイヤホンの向きを調整しないと適切な位置に来ないのが判断の決め手です。

バッテリー性能

次はバッテリー性能に関してです。

ComfoBuds ZComfoBuds Mini
睡眠モード:3.5 h
視聴モード:2.5 h
イヤホン単体ANCオフ:6 h
ANCオン:5 h
睡眠モード:14 h
視聴モード:10 h
ケース込みANCオフ:24 h
ANCオン:20 h

バッテリー性能は言うまでもなくMiniの圧勝

二者間で約2倍ほど差がついていますが、Zはそもそもの用途が睡眠向けなので、その意味で言うと十分な気もします。

と言うのも、就寝前に3.5時間以上視聴を続けることは考えづらいからです。

実際の使用感で言うと、Zは1週間に2回Miniは1週間に1回程度の充電で回すことが可能でした。

接続性

ComfoBuds ZComfoBuds Mini
5.0Bluetooth5.2
最大10 m接続距離最大10 m
SBC, AACコーデックSBC, AAC

接続性に関してはどちらも問題なく使えるレベルです。

Bluetoothバージョンが少し異なりますが、実用性においては差を感じないほど。

試しに両イヤホンとも、外側から手で完全に覆ってみましたが、接続が途切れることや停止してしまうことはありませんでした。

操作性

ComfoBuds ZComfoBuds Mini
アプリ
防水IPX5
コントロールタッチ操作
有線(USB-C)充電方法有線(USB-C), 無線(Qi)

表にまとめた情報をもとに判断すると、操作性に関してはMiniが優勢

Zはイヤホン単体での操作にほとんど対応していませんが、Miniはタッチ操作に対応している上、その操作をアプリ側でカスタム可能です。

さらにMiniはIP等級の防水ワイヤレス充電にも対応しています。

両機ともアプリに対応していますが、その性能差は歴然です。

1MORE MUSIC

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価格

ComfoBuds ZComfoBuds Mini
99.99ドル定価99.99ドル
6,990円Amazonの実質価格10,990円

定価はZもMiniも同じく$99.99ですが、Amazonで価格の推移を見てみると、セールやクーポンによりZの方が3~4,000円ほど安く買えることが多いようです。

ただ厳密な価格に関しては日によって変動するので、実際に販売ページで確認してみてください。

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個人的なオススメは”Mini”

以下の記事でも同じ結論に辿り着いていますが、個人的なおすすめはComfoBuds Miniです。

Zと比べると、価格本体サイズと重量装着時の出っ張りの面で劣りますが、これ以外の音質バッテリー性能ノイズキャンセリングワイヤレス充電SoundIDなどの機能が自分には魅力的に感じられました。

Zは、布団の中で使用する際に限り優勢です。

まとめ

1MOREが手掛ける二つの小さなイヤホン、『ComfoBuds Z』と『ComfoBuds Mini

この二つに関して、どちらの方がおすすめかよく聞かれるので、今回は7つの観点から徹底比較してみました。

個人的なおすすめはMiniですが、睡眠に特化したイヤホンを探しているのであればZが断然おすすめです。

購入の際は今回比較した項目を参考にしつつ、自分の用途と合わせて検討してみてください。

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