寝ながらイヤホンを使いたい
その一心から作られたワイヤレスイヤホン、通称『寝ホン』
今回はそんな寝ホンの代表格である、1MORE『ComfoBuds Z』について紹介していきます。
横たわっても耳が痛くならずに、なんならそのまま寝ることだって可能なのが最大の魅力。
テレビでも扱われるほどの名機、是非チェックしてみてください。
- 横向きで寝ても耳が痛くならない
- パッシブノイズキャンセリングでいびき対策
- タイマー機能で寝落ちも大丈夫
1MORE ComfoBuds Zの開封と外観チェック
- イヤホン本体+ケース
- 充電ケーブル
- キャリングポーチ
- 交換用イヤーピース
- ユーザーガイド
- 保証書, アプリカード, ステッカー
ケース
充電ケースはプラスチックでできており、卵のような触り心地の表面加工。
オモテ側にはLEDランプ、ウラ側には充電用のUSB-Cポートが搭載しています。
フタには「1MORE」の文字があり、底面には規格類の印字がされたゴム脚が取り付けられています。
以前ブログで紹介したColorBudsとケースの形が似ていますね!
フタを開けるとこのようになっており、手前にペアリング用のボタンが搭載しています。
本体
続いて本体を見ていきまs…
ちっちゃ!!
いや、小さいのはわかっていたけど、ケースから取り出してみると思ってたより遥かに小さい。というか薄い。
寸法は24 x 9.2 x 14.2 mm、重さは2.7gと、業界最小最軽量モデルです。
この薄さと小ささが「寝ホン」と呼ばれる所以ですね
オモテ面にはブランドロゴが描かれ、ウラ面にはLRの識別子と充電用の接点があります。
横から見るとこんな感じ。
イヤーピースを外すとこのようになっており、ノズルは一般的な高さとなっています。
断面は円形なので市販のものと付け替えても良さそうです。
付属品
充電ケーブルは5V1Aに対応で、規格はUSB-A → USB-Cのものが一本付属しています。
イヤーピースはXS,S,M,Lの合計4サイズが同梱。(Mサイズは本体に装着のもの)
円形のイヤーピースなのでAmazon等で市販されているものとも互換性はありそうです。
レーヨン製のキャリングポーチも付属。
日本語対応の説明書と保証書等も同梱しています。
本記事はメーカー様から商品を提供いただき作成しています
1MORE ComfoBuds Zのスペック
製品名 | ComfoBuds Z |
Bluetooth | 5.0 |
コーデック | SBC, AAC |
再生時間(落ち着きモード) | 単体3.5h, ケース込み14h |
再生時間(音楽モード) | 単体2.5h, ケース込み10h |
重量(単体, ケース込み) | 2.7g, 39.8g |
大きさ(単体) | 24 x 9.2 x 14.2 mm |
大きさ(ケース) | 60×30×38.5mm |
充電 | USB-C(ワイヤレス充電非対応) |
価格 | 9,990円(税込) |
ComfoBuds Zは「寝ること」に特化したワイヤレスイヤホン。
横向きで寝ても耳が痛くならないよう、薄型軽量のデザインを実現しています。
睡眠時と音楽視聴時でモードの切り替えが可能で、接続はBluetooth5.0のAACと標準的。
バッテリー持続時間はシリーズ内で見て少なめですが、スリープモードに対応しているので、実際の使用可能な時間はおそらくこれより長くなると思われます。
1MORE ComfoBuds Zのセットアップ
詳しい使い方→取扱説明書
ペアリング
- 初めての場合
-
イヤホン本体がケースに入った状態でケースのフタを開けると、自動でペアリングモードに入ります。
この状態でスマホのBluetooth画面から『1MORE ComfoBuds Z』を選択します。
- 2台目以降の場合
-
イヤホン本体がケースに入った状態でペアリングボタンを3秒間長押しするとペアリングモードに移行するため、この状態でスマホ側の操作を進めます。
アプリ『1MORE Music』
スマホとイヤホンの接続が完了したらアプリを開き、リスニングモードを選択します。
1MORE MUSIC
無料posted withアプリーチ
- リスニングモードの切り替え
- バッテリー残量の確認
- 落ち着くサウンドの選択
- タイマー設定
- 使い方ガイド
タイマー機能は落ち着くサウンド使用時のみ有効で、30分単位、5つの選択肢から選べます。
落ち着くサウンド → 時計をタップ
1MORE ComfoBuds Zの使用感
現状最強の寝ホン
ComfoBuds Zが届いて実際に1週間ほど睡眠時用のイヤホンとして使用してみましたが、想像以上でした。
自分は通常のイヤホンだと、3時間ほどで耳が痛くなってしまうのですが、このイヤホンは全然痛くなりません。
イヤーピースはM→Lに変更して使っていますが、特に圧迫感も無く快適な装着感です。
物理的な遮音によるノイズキャンセリング(パッシブノイズキャンセリング)で-24dBほどの消音効果も期待できるので、同居人のいびき対策グッズとしても優秀です。
各所のレビューでは「タッチ操作非対応」や「通話用のマイクが無いこと」に対して批判を述べている方もいるようですが、自分は良いチョイスだと思います。
寝ているとき、人は無意識に耳を触ってしまうものですし、その際にいちいち機能が呼び起こされてはたまったもんじゃありません。
また、布団の環境で使用するとなれば、羽毛や繊維由来の小さなホコリがマイク穴に詰まる可能性があります。
「寝ること」に特化し、必要ない機能を排除したことは英断だったと判断すべきでしょう
さらに、バッテリー残量が少なくなってもそれを知らせるサウンドが鳴らないのはメーカーの「眠り」への計らいが見て取れます。
単体、アプリでできることは少なめ
睡眠に焦点を当てたイヤホンのため、操作性の面では少し物足りないかもしれません。
先述の通り、タッチ操作はできず、アクティブノイズキャンセリング(ANC)にも非対応です。
自動再生の機能も付いていないため、基本的な操作は全てスマホ側で行う必要があります。
もちろん寝ている間に操作を必要とする人はいないと思うので、この影響を受けるのは音楽視聴時の場合に限られます。
音のバランス超好き
ComfoBuds Zの音に関しては個人的に良い印象を持っています。
チューニングはグラミー賞受賞歴のある1MOREお得意のLuca・Bignardi氏が担当し、構成はBAドライバーが1基のみ搭載とのこと。
全体的にフラットな印象ですが、若干中音域にボリュームのあるかまぼこ型のバランスで、ラジオやASMRなどの声モノのコンテンツに最適です。
ダイナミックレンジは多少狭めですが、普通に許容範囲内でした。
自分はボーカルを楽しみたい人なので、このイヤホンのチューニングかなり好きです
まとめ
今回は寝ホンの代表格である、1MORE『ComfoBuds Z』について紹介しました。
同居人のいびき対策として、はたまた快適な入眠サポート道具としてかなり優秀なイヤホンです。
現在、この価格帯で類似品は存在しないため、買って後悔はないでしょう。
Amazonセールで半額ほどで手に入ることもあるので、欲しい方は要チェックです。