昨今のキーケースは、スマートキーやキャッシュレス決済の普及によりさまざまなブランドからおしゃれで便利に使えるものが展開されています。
そこで今回okomerium編集部おすすめの一点、ULYSSESというブランドがクラウドファンディングで約16万円の応援を受けた薄型の革製キーケース「シリンガ」について紹介したいと思います。
欲しい鍵だけ取り出せるキーケース「シリンガ」
ULYSSESについて

Photo Life Laboratory ULYSSESは「あたらしい・なつかしい・ここちいい」をコンセプトに、普遍性があって飽きずに長く使い続けられるプロダクトを開発・販売しているメーカー。
バッグやポーチをはじめ、財布やファッション小物などの革製品を取り扱っています。
クラウドファンディングで利用しているプラットフォームはkibidango。
今回紹介するキーケース「シリンガ」以外にも、
- カメラと日用品が同居できるトートバッグ「シューターズトート」
- カジュアルなメッセンジャー型カメラバッグ「CICLISSIMO」
が今までにクラファンで目標額を達成していて、前者は326%、後者は実に655%もの達成率を実現しています。

ULYSSESの詳細については、公式HPをチェック
バケッタレザーで作られたおしゃれな本体

梱包はグレーの箱で、中にはこのようにして包まれています

今回編集部がいただいたのはネロのカラー
全体オモテとウラの外観はこんな感じ
造りはボタンで止まる仕組みで、鍵を入れるサヤ部分とそれを入れる袋部分の二層構造になっています
手に馴染む触り心地で質感はかなり良く、1万円以下で買える皮小物としてはかなり満足できるレベルです

コバ(革の切断面)の処理も丁寧にされているため、ある程度長い間使用していても外観が損なわれにくい仕様になっているようです。
ボタンのメス部分のすぐ下には「ULYSSES」の刻印ロゴ

サヤ部分は鍵が3本入る構造で後ろ側にはカードが最大2枚まで収納可能となっています。

シリンガの主な仕様
- 素材:牛革(ベジタブルタンニン鞣しイタリアンレザー)、樹脂、金属
- 生産:日本製 / ハンドメイド
- 重量:約39g
- カラー:オルテンシア・グラファイト・カスターニョ(チョコレート)・ネロ(ブラック)
- サイズ:高さ7.5cm × 幅10.5cm × 厚さ1.2cm
- 価格:9,460円(税込)

使う上で便利な特徴

約12mmの薄さ

シリンガの一番の特徴はやはりこの薄さ
一般的な3つ折りタイプのキーケースの場合、折り畳み部分や金具部分の影響で分厚くなりがちですが、シリンガは2つ折りで、かつ鍵を繋ぎ止める金具を使用しないので、この薄さを実現できています。

持ち運ぶものをできるだけ小型軽量化しようとする風潮のある昨今、非常に理にかなったプロダクトだと言えます。
目的の鍵を瞬時に選べる

シリンガの大きな特徴の一つである、サヤ構造のポケット
この構造のメリットとしては、どの鍵をどこに入れておくかあらかじめ決めておくことで、使うときに選ぶ事なく瞬時に鍵を取り出せます。
こう聞くと「個々の鍵をケースに繋ぎ止めておかないと鍵を無くしてしまいそう」と思う方もいるかと思いますが、ポケットの内側は摩擦抵抗の高い樹脂製の滑り止めが貼ってある為、逆さにしても鍵が落ちにくくなっています。

大事なのは「使った鍵は必ずまたポケットに挿し込む」こと。
現に自分もこれを意識しているため使用し始めてから約一年ほど一度も鍵を無くしたことはありません。
外側に金具が無くジャラジャラ音がしない

一般的なキーケースの場合鍵と鍵がぶつかって金属音がしてしまいます。
一方、シリンガでは鍵をポケットに一つ一つ差し込んで収納するので、鍵と鍵がぶつかって音が鳴る事がありません。
荷物の中で鍵同士が衝突することによる鍵の傷や摩耗も防げるため、一石二、三鳥なデザインです。
ベジタブルタンニン鞣しのイタリア製本革
シリンガに使われているイタリア産の革は、イタリア中部・トスカーナ地方の老舗タンナーが 少量生産する、貴重な”フル”ベジタブルタンニンなめしのバケッタレザー。

グラファイトモデルはテンペスティ社の「マイネ」、その他の色はバダラッシ・カルロ社の「ミネルバリスシオ」を使用しています。
「ベジタブルタンニンなめし」加工は、使い込むほどにエイジング(革の色調の経年変化)を楽しむことができるため、購入時から徐々に深みのある色へと変化していく過程が見られ、長い間飽きることなく使うことが可能です。

まとめ
「あたらしい・なつかしい・ここちいい」をコンセプトに事業を展開しているULYSSES
そんなULYSSESで販売されている薄型キーケース「シリンガ」をご紹介しました。

僕自身かなり長い期間使用していますが、革の良い味が出てきて、使うたびにテンションが上がっています。
本店を福岡市中央区に構えているとのことなので、近くにお住まいの方は是一度店舗に足を運んでいただき、実際の製品に触れて見てください。
本記事はメーカー様から商品を提供いただき作成しています。