- 空気伝導型で立体的な聞こえ方
- 軽い装着感でスポーツに最適
- 16mmの大型ドライバーで表現力豊か
ここ数年間で急激にユーザー数が増加しているオーディオブランドTranyaの最新モデル『X3』
実機を手にすることができたので、さっそく使用感や評判について見ていきたいと思います。
Tranyaはどこの国のどんな会社?
Tranyaとは、中国の「深圳市全雅贸易有限公司」が運用するオーディオブランドです。
日本ではあまり馴染みのないブランドかもしれませんが、海外ではアメリカを中心に多くのファンが存在し、Google全体での検索ボリュームも増加傾向にあります。
価格を抑えた高音質イヤホンなどの取り扱いが専門で、Amazon Choiceにも選ばれるほどです。
会社名 | 深圳市全雅贸易有限公司 |
会社住所 | 深圳市南山区南头街道大新路马家龙工业区19栋5楼 |
代表 | 张明全 |
設立 | 2015年6月30日 |
会社紹介 | 2015年に真のサウンドを追求することを目的に音楽愛好家グループによって設立した中国越境EC企業。企画・開発チームは全員学士号持ち、CET-6合格という天才集団。ワイヤレスイヤホン、スマートウォッチに強く、既に世界50万以上のユーザーを獲得。Amazonだけでなく、shopifyといった多数の販売チャネルを持ち米国、カナダ、ブラジル、欧州、オーストラリアなど世界各国に根強いファンを持つ。特にアメリカでは累計2万件以上の高い評価を獲得、多数のデザイン特許を保有。 |
公式ホームページ | https://tranya.jp/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/tranya_japan |
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Tranya X3の外観
- ケース, 本体
- 充電ケーブル
- 説明書
ケース, 本体
ケースと本体はマットなブラックのプラスチック。
ケース蓋にはロゴとブランド名、底面には規格類の記載。
奥には充電用のUSB-CポートとLEDインジケーターが搭載しています。
ケースサイズはかなり大きく、AirPods Proと比較するとこのくらい。
ケースの蓋を開けると本体はこのように収納されています。
耳の形に沿った形状で、フックの部分にはバッテリーなどが内蔵されていますが、ある程度の柔軟性はあり、装着時に少し捻るくらいであれば全然問題ありません。
本体のタッチセンサー部分は光沢のある表面加工になっており、ノイズキャンセリング(cVc)用のマイク穴と思われる穴があります。
肝心の内側に関してはスピーカー部分と充電接点、RLの識別子が書かれています。
写真には写っていませんが、ハウジングの上部にもスピーカー穴がもう一つ存在しました。
充電ケーブル
充電ケーブルはUSB-A → USB-Cが一本付属。
2.5W(5V/0.5A)の有線充電に対応しています。
説明書
説明書は日本語で記載されたペラ紙が1枚。
操作方法をはじめ、カスタマーサポートの連絡先なども記載されています。
本記事はメーカー様から商品を提供いただき作成しています
Tranya X3のスペック
製品名 | Tanya X3 |
対応コーデック | SBC, AAC, aptX-Adaptive |
再生可能時間(イヤホン単体,ケース込み) | 最大8h ,最大24h |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
チップセット | Qualcomm 3040 |
防水等級 | IPX5 |
ドライバー | 16mmダイナミックドライバー |
重量(イヤホン単体,ケース込み) | 12g, 109g |
充電方式 | USB Type-C, 5V/0.5A |
ノイズコントロール | 無し |
操作方法 | タッチ操作 |
付属品 | 充電ケーブル, 取扱説明書 |
価格 | 14,838円 |
Tranya X3の音質
Tranya X3は16mmのダイナミックドライバーを搭載し、aptX-Adaptiveに対応した「空気伝導型」の完全ワイヤレスイヤホン。
音は片耳あたり2つの場所から出ているので、両耳で擬似4chの音響セッティングです。
個人的に、音質はかなり綺麗だと思います。
自分は以前、骨伝導型のイヤホンを使用した経験がありますが、どこかスカスカした感じで音楽体験の質としてはさほど高くありませんでした。
一方で今回のX3は、音場が広く、必要最低限の厚みも備えた実用レベルの音質です。
中域あたりが少し曇ったような聞こえ方になってしまいますが、クセの少ない聞きやすいバランス。
初めて空気伝導型のイヤホンを手にしましたが、骨伝導型に比べて圧倒的に音質が良いです
音漏れは?
オープン型なので、一般的なカナル型・インイヤー型のイヤホンに比べると音漏れが発生します。
しかし、X3の音は指向性を持っているので、自身の耳の方向にしかほとんど音が伝わりません。
そのため、静かな場所にいたとしても、音量を70%程度まで上げない限り周りの人には聞こえません。
音漏れの心配は、まずいらないでしょう
Tranya X3の操作方法
再生/一時停止 | L/Rを1回タッチ |
音量up/down | L/Rを2回タッチ |
曲送り/曲戻し | L/Rを3回タッチ |
音声アシスタント | 1秒ホールド |
通話応答 | 1回タッチ |
通話拒否, 終了 | 1秒ホールド |
ゲームモード | 4回タッチ |
Tranya X3の使用感
実際にX3を1ヶ月ほど使用してみた感想をご紹介します。
装着感が最高
X3は装着感が軽く、耳を圧迫しないため、ながら聞きとの相性がとても良いです。
耳の外側にフックを引っ掛ける形なので、運動時に外れてしまう心配も少なくて済みます。
重量自体は片側で12gあるので、数時間も連続で付けていると流石に耳が疲れてしまいますが、1~2時間程度であれば全く問題ありません。
音質が期待以上で驚き
音質には正直かなり驚きました。
音の綺麗さももちろんですが、耳の外で音が鳴っているので立体的な音の広がりが段違いです。
空気を通して聞こえてくる音はどちらかというとスピーカーのような感覚に近く、音に包まれる感覚が個人的に好きなポイントでした。
ミキシングの感覚はAirPods Pro以上かも
X3はオープン型なので、その構造上、外の音は100%聞こえます。
AirPods Proが史上最高と言われている「外音取り込みモード」は、外の音とイヤホンから流れる音楽の”ミキシング”が高く、ユーザーから多くの支持を集めました。
ところが、その半額以下の値段で手に入る今回のX3も、外の音は邪魔せず、音楽も綺麗に流してくれて、感覚としてはAirPods Proと同等かそれ以上の体験です。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、今日の完全ワイヤレスイヤホンが目指す「外音取り込みモード」の究極形はおそらくこのレベルです。
デフォの音量が小さい
一点、改善点を挙げるとすれば、音量が小さいことです。
自分は70%程度の音量で使用していましたが、車や電車の走行音どころか人の雑踏にすら負けてしまう時があります。
本来スポーツ用途として販売されているX3は、街中の音を想定してはいないと思いますが、より日常的にこのイヤホンを使おうと思った際に障壁となるのはこの点かと思います。
Tranya X3のFAQ
まとめ
今回はここ数年間で急激にユーザー数が増加しているTranyaの最新モデル『X3』について、外観や使用感をご紹介しました。
- 空気伝導型で立体的な聞こえ方
- 軽い装着感でスポーツに最適
- 16mmの大型ドライバーで表現力豊か
すでにAmazonなどで購入が可能なので、気になる方はぜひチェックしてみてください。