XiaomiやHuawei製のスマートウォッチなどを取り扱うTJC株式会社。
今回はそんなTJCの自社ブランド「StarQ(スターキュー)」が手がけるスマートバンド「StarQ Smart Band」を紹介します。
TJC株式会社とは
TJC株式会社は、東京都墨田区に本社を置き、家電・オフィス用品などのプロダクトを世界規模で展開。
創業より39年間、スマートフォンやタブレット、デジタル機器の企画・開発・生産・販売までをワンストップで手掛けています。
また、自社ブランド・ECサイトの運営も手がけており、今回紹介するスマートバンドもこのうちの一つ「StarQ(スターキュー)」が扱っている製品になります。
StarQ Smart Bandの開封
パッケージのオモテ面には製品画像とブランドロゴ、Alexa搭載の表記、ウラ面には規格類や一部機能の説明などが記載されています。
内容物はシンプルで、製品本体と取扱説明書の二点。
説明書はしっかり日本語に対応したものとなっています。
本体外観は一般的なスマートバンドと同様の形状。
裏面には各種センサーが搭載していて、少し出っ張った構造になっています。
バンド部分はTPU製となっていて6色の中から選択可能。
充電時はバンドを外し、USB端子をアダプタに直挿しする形で行います。(アダプタは別売りです)
この際かなりバンドが外しにくいので苦戦するかもしれませんが、左右に首をふりながら引く抜くと外せます。
専用の充電ケーブルを用意しなくても良いのはメリットかもしれませんが、その分、充電時に外部から負荷をかけてしまうと端子部分が弱ってしまうので注意が必要です。
装着するとこんな感じで、操作のカクツキは少なく、輝度も十分です。
物理ボタンがないので、基本的に画面下のタッチボタンとスワイプ&タッチで操作が完結します。
StarQ Smart Bandの製品仕様
商品名 | StarQ スマートバンド |
MCU | Nordic 52840 |
サイズ | 56.7×20.5×12.8 mm |
ディスプレイ | 2.5Dガラス,TFT-LCD |
スクリーンサイズ | 1.05インチ |
解像度 | 120×240 |
メモリ | 64MB |
Bluetooth | Bluetooth5.0 |
防水等級 | 5ATM |
バッテリー容量 | 90mAh |
充電 | 3.8V,USB-A |
バンド素材 | TPU |
ディスプレイは2.5Dの曲面構造になっており、触り心地はかなり良いです。
解像度も目で見る分にはそこまで粗さを感じません。
防水は5気圧まで対応しているので、水泳やアウトドアでの使用も問題ありません。
本記事はメーカー様から商品を提供いただき作成しています
StarQ Smart Bandの機能
基本的な機能6つ
- 心拍数モニタリング
- ストレス計測
- 血中酸素レベル測定
- 睡眠トラッキング
- 天気予報
- 座りすぎ検知
- 14種類のスポーツモード
心拍数とストレス計測はリアルタイムで可能で、自動計測と手動計測が可能です。
血中酸素レベルの測定は自動に設定することが可能ですが、ほとんど自動機能が発揮されないので毎回手動で行う必要があります。
トラッキングは14種類の中から選択することができ、屋外で行う場合はGPSでの追跡も可能となっています。
- 屋外ランニング
- 屋内ランニング
- 屋外ウォーキング
- 屋内ウォーキング
- ハイキング
- 屋外サイクリング
- 屋内サイクリング
- クリケット
- 屋内水泳
- 屋外水泳
- ヨガ
- ローイングマシン
- エリプティカル
- トレーニング
アプリ『Veryfit』と連携
StarQ Smart Bandはスマートフォンアプリ『Veryfit』と連携することで、より詳細なトラッキングができます。
まずはスマートフォンにアプリをインストール。
ヘルスケア機能と同期するか選択し(iPhoneの場合)、スマートバンドと接続します。
続いて、地域やアカウント情報を入力するとセットアップ完了です。
セットアップが完了するとこのような操作画面になります。
ホーム | トラッキング情報 |
フィットネス | 運動情報、GPS情報 |
デバイス | 壁紙、通知・通話設定、Alexa |
My | アプリ設定、問い合わせ、更新など |
Amazon Alexa対応
Veryfitアプリ内でAmazonアカウントにログインすることでAmazon Alexaの利用が可能になります。
アラーム・タイマーの設定や天気情報など、一般的にAlexaで可能な操作は行うことができます。
StarQ Smart Bandの使用感
StarQ Smart Bandを実際に2週間ほど使用してみて感じたことを挙げていきます。
数点気になるポイントもありましたが、概ね満足できる使用感です。
必要な機能は揃っている
最低限スマートバンドとしての機能は揃っています。
音楽操作やメッセージ通知、通話着信、アップデート、バッテリー表示など、一般的な機能に加えて、リモートシャッターや豊富な壁紙の選択肢など便利な機能も搭載しています。
アプリの操作感も十分良い
スマートフォンアプリ「Veryfit」の使用感も決して悪くありません。
欲しい情報にすぐ辿り着けることや、アカウントステータスの表示など、メーカーオリジナルのアプリとしては十分なレベルです。
Alexa対応で音声操作可能
4千円未満で手に入るスマートバンドでAmazon Alexaに対応しているモデルはそう多くありません。
Amazonアカウントの所持が前提になってしまいますが、高い質の音声操作が可能になるのはユーザーとして嬉しいポイントです。
バッテリー持ちは少し短め
自分の場合、血中酸素レベルや心拍数、ストレス値など全ての測定を「自動」に設定していたので、かなりバッテリーの消費は大きいものだったと思います。
この使い方の場合、バッテリー持続は1日半程度。
他社製品と比べると若干短いように感じてしまいます。
血中酸素レベルの自動計測がイマイチ
自動計測に設定していた項目のうち、「血中酸素レベル測定」のみうまく作動しませんでした。
気がついた時に毎回手動で計測をする必要があったので、その点は少し手間になってしまいます。
血中酸素レベルは静止しているタイミングのみ自動計測するのですが、静止しているタイミングでも作動しなかったのは個体差なのか不明ですが、これからのアップデートで改善されることを願います。
まとめ
今回はTJCの自社ブランドStarQ(スターキュー)が手がけるスマートバンド「StarQ Smart Band」を紹介しました。
4千円未満の価格でAmazon Alexaが使える珍しいモデルで、専用のスマホアプリ「Veryfit」にも対応しています。
専用ページ以外に、Amazonや楽天、その他ECサイトでも取扱があるようです。