- ハイブリッドドライバー×ハイレゾの最高音質
- フワッと自然なノイズキャンセリング
- 約1万円の価格帯でお財布に優しい
2023年3月にSOUNDPEATSから発表されたフラッグシップモデル「Opera(オペラ)」
今回はその一つ「SOUNDPEATS Opera03」に関して実機レビューを行います。
現在、Makuakeでクラファン中なので、気になる方はそちらもチェックしてみてください。
SOUNDPEATS Opera03の開封・外観
- ケース, 本体
- イヤーピース
- 充電ケーブル
- 説明書類
ケース, 本体
Opera03は「ガンメタルグレー」というカラーを採用。
表面は鏡面加工とマット加工の組み合わさった設計で、ピンクゴールドのアクセントに高級感を感じます。
オモテ側にはLEDインジケーターと「Hear Your Imagination」の文字。ウラ面にはUSB-Cの充電ポートとヒンジが搭載しています。
ボタンはケース左側面に搭載され、ケース蓋は手前に向かって斜めになっている仕様です。
蓋を開けるとこのようになっており、収納面には黒曜石調の加工が施されています。
充電などの規格類は、ケース蓋のウラ面に小さく表示されていて、正直全然見えません。
確認が必要な場合は小さな鏡などを使用してもいいかもしれません。
本体もケースと同じカラーと質感です。
手のひらに乗せるとこのくらいのサイズ感。
タッチセンサー部は亜鉛合金+PVDコーティングの効果で、高級感マシマシのデザインです。
サイドビューはこのようになっています。
ハウジング部分が大きく、装着時の出っ張りは大きい印象。
上部には集音用のマイクが搭載され、ANCや通話時に活用されます。
ノズル部の設計も手が込んでいて、ビルドクオリティは全体的に高いです。
イヤーピース
イヤーピースは購入時に初めから装着されているものも合わせると3サイズ同梱しており、ノズル断面の形に合わせて設計されています。
充電ケーブル
充電ケーブルはUSB-A→USB-Cのものが一本同梱。
Opera03はワイヤレス充電には非対応なので、有線での充電に限られます。
説明書類
説明書も同梱されていて、日本語にも対応しています。
操作はタッチ操作とアプリでの操作の2種類で可能。
この記事の後半で詳細について紹介します。
本記事はメーカー様から商品を提供いただき作成しています
SOUNDPEATS Opera03のスペック
製品名 | Opera 03 |
対応コーデック | SBC, LDAC |
再生可能時間(イヤホン単体,ケース込み) | 最大9h ,最大33h |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
チップセット | Qualcomm 3046 |
防水等級 | IPX4 |
ドライバー | 12mm DA + BA |
重量(イヤホン単体,ケース込み) | 14.6g, 58.6g |
充電方式 | USB Type-C, 5V/1A |
ノイズコントロール | ANC, 外音取り込み |
操作方法 | タッチ操作 |
付属品 | 充電ケーブル, イヤーピース(S,M,L), 取扱説明書 |
価格 | 10,999円 |
Opera05との違い
同じタイミングで発表された上位モデルの「SOUNDPEATS Opera05」
03と05の違いは「カラーリング」と「ドライバー構成」の二つ。
逆にこれ以外の要素は全て同じとなっています。
カラーリングに関しては、03がガンメタルグレーなのに対し、05はブラック。
ドライバー構成は、03が1DA+1BAに対し、05は1DA+2BAとなっています。
SOUNDPEATS Opera03の音質
SOUNDPEATS OPERA03は12mmのDAドライバーとBAドライバーを一機ずつ搭載したハイブリッド型。
Bluetoothは5.3で、ハイレゾコーデックであるLDACにも対応しており、スペック的には十分。
実際に聞いてみたSOUNDPEATS OPERA03の音の第一印象は、期待を裏切らないクリアな感じでした。
SBCで聴いている分でもなかなか満足できると思います。
一見ニュートラルに近いバランスな気がしますが、人によっては高音域のシャープさが気になるかもしれません。
アプリのEQで高音のシャープさは低減できるので、気になる方は試してみてください。
- 再生デバイス:Xiaomi Mi 11 Lite 5G (Android 13)
- コーデック:SBC, AAC, aptX, aptX-Adaptive, LHDC
先述の通りハウジング部分が大きいため、通常サイズの耳の自分でも完璧にフィットさせるには少し調整が必要でした。
しっかりフィットしないと低音が逃げてしまうので、全く違った聞こえ方になってしまいます。
ハイレゾコーデックLDACに切り替えると、よくある空気感の増大は感じられますが、想像していたほど解像度の向上はありませんでした。
しかし、この感想はそのまま、搭載しているドライバーの元来の性能やチューニング技術の高さを表し、ポジティブに捉えることもできて、あえて防水性能をIPX4と低めに抑えた点も頷けます。
Opera05は03と比べてBAドライバーが一機多いため、より歪みの少なく、より厚みのある音が鳴らせます。
SOUNDPEATS Opera03のノイズキャンセリング
SOUNDPEATS OPERA03のノイズキャンセリングはとにかく「自然」です。
従来の製品ではそもそもの消音力が低かったり、消音力が高くても耳の詰まる感覚がどうしても発生していました。
しかしSOUNDPEATS OPERA03は非常に自然で消音力もそこそこあります。
業界最高レベルの消音力とはいきませんが、-30dBなので日常的に満足と思えるレベルは超えていると言えます。
公式ページの説明だと、朝の騒音が夜に変わるほどの実力と精度です。
ストレスフリーなノイズキャンセリングを探している人にはかなり嬉しい製品。
一方のパススルーモードも想像以上に自然でしたが、ノイズキャンセリングのレベルには1歩及ばずと言ったところ。
若干の機械っぽさは残ってしまっています。
ただ、パススルー時のホワイトノイズの量は、SOUNDOEATSの過去作と比べても一番小さいです。
繰り返しますが、ハウジングが大きいのできちんとフィットしていないと正しい効力を感じられない点に注意です。
SOUNDPEATS Opera03の使い方(説明書)・アプリ
SOUNDPEATS Opera03の使い方について見ていきます。
このイヤホンはイヤホン本体とスマホアプリの二つから操作が可能です。
SOUNDPEATS Opera03の使い方(説明書)
SOUNDPEATS Opera03のイヤホン本体はタッチ操作に対応し、以下のタッチコマンドでそれぞれの機能が使用できます。
再生, 停止, 受話 | 2回タップ |
音量アップ | イヤホン(R)を1回タップ |
音量ダウン | イヤホン(L)を1回タップ |
曲送り | イヤホン(R)を長押し |
ノイズコントロール切替 | イヤホン(L)を長押し |
着信拒否 | 着信中にイヤホンのどちらかを長押し |
通話切り替え | 通話中のイヤホンのどちらかを長押し |
ペアリング | ケースの蓋を開けてケースのボタンを3秒長押し |
リセット | ケースの蓋を開けてケースのボタンを10秒長押し |
SOUNDPEATS Opera03のアプリ
SOUNDPEATS Opera03が対応しているのは公式の「SOUNDPEATS」アプリ。
SOUNDPEATS
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アプリでできることとしては以下の5つが存在します。
- バッテリー残量の確認
- ボリュームコントロール
- イコライザー(EQ)
- ノイズキャンセリング
- 1タップ機能のオンオフ
中でもイコライザーは「プリセット」か「カスタマイズ」か選ぶことができて、デフォルトだとプリセットが設定されています。
ドライバー構成がハイブリット形式なので、イコライザーとの相性はかなり良く、個々人の好みのサウンドをより詳細に再現することが可能です。
SOUNDPEATS Opera03の使用感
SOUNDPEATS公式が謳っているOpera03のポイントは以下の通り。
- 【3基のドライバー・ハイレゾ・LDAC】最高のマリアージュを追求した極上サウンド
- まるでジュエリー!5つの素材を使用、11もの塗装を施した目や指先で楽しめるデザイン
- 30dB自然で耳に心地いいノイキャン!外音取り込み機能も搭載で、利用シーンに合わせて使い分け
これらに対して自分が使って感じたことをまとめます。
音質の評価は最上級
音質については先述の通りですが、とにかく1万円で手に入るレベル以上だということをお伝えしたいです。
これまでハイブリッドドライバーのワイヤレスイヤホンをいくつか使用したことがありますが、音のきめ細かさや各音域のつながりに関して、価格帯では最強クラスです。
耳からたくさん情報を仕入れたいタイプの人でも十分に満足できると思います
クラファンだと割引も効いているので、さらにお得に手に入ります
最新のBluetoothバージョン5.3にハイレゾ対応でイヤホン自体のポテンシャルを最大限に活用でき、音楽体験の質はこれまでのSOUNDPEATSのそれと比べると非常に向上しています。
とは言っても、個人的にEQを調整するのはマストな印象です
所有感が満たされるデザインと質感
今回のOperaシリーズ、ジュエリーのような外観を意識して作られたそうで、無骨になりがちなガジェットが2,3万円台のイヤホン並みに高級感を保持しています。
黒曜石を加工したようなブラックの本体カラーに、イエローゴールドのアクセント。ジュエリーが醸し出す上品さを引き出すため、傷がつきにくい亜鉛合金を含む5つの素材を使用し、PVDコーティングと真空メッキなどの11の塗装を施しました。
Makuake
傷つきにくいと公称されていますが、せっかく見た目の綺麗なイヤホンを持つのですから、保護したいのは当然です。
そこで、Makuakeで手に入るSOUNDPEATSのイヤホンケースカバーがおすすめです。
ストラップもついていて、実用性と機能性に優れています。
とにかく「自然」なノイキャン
Operaシリーズの3つ目のポイントは「自然なノイズキャンセリング」
昨今のワイヤレスイヤホンには標準搭載となってきているノイキャンですが、その性能は必ずしも満足いくものとは限りません。
中でも1万円以下のモデルではその重要性が軽視されがちで、機械的な出力は高いものの、精度や耳当たりの良くないものが多かった印象です。
しかしOpera03は比較的ストレス無く、綺麗に騒音を減らしてくれます。
決して出力が高いわけではありませんが、質が高いせいで使用感がかなりよくなっていることは間違いありません。
集中して作業する時に使えるほどには強力です。(公称値は-30dB)
SOUNDPEATS Opera03のFAQ
ここからはSNSやレビューで見られる質問に答えていきたいと思います。
まとめ
2023年3月にSOUNDPEATSから発表されたフラッグシップモデル「Opera」
今回はその一つ「SOUNDPEATS Opera03」に関して実機レビューを作成しました。
現在Makuakeでクラファン中なので、気になる方はそちらもチェックして見てください。
- ハイブリッドドライバー×ハイレゾの最高音質
- フワッと自然なノイズキャンセリング
- 約1万円の価格帯でお財布に優しい