今回は以前投稿したこちらの記事に引き続きOneOdioのANC搭載ヘッドホンのレビューを紹介します。
前回購入したのはA9というモデルでしたが今回はA10というモデルを購入したので、両者の比較を交えつつ使ってみた感想などをまとめていきます。
OneOdio A10の製品仕様
製品名 | OneOdio A10 |
対応コーデック | SBC / AAC |
再生可能時間 | 40時間 |
Bluetoothバージョン | Bluetooth5.0 |
重量 | 約244g |
充電方式 | USB Type-C |
ノイズコントロール | アクティブノイズキャンセリングのみ |
インターフェイス | 物理ボタン |
付属品 | 専用ケース , 充電用ケーブル , 3.5mmオーディオケーブル , 飛行機用アダプター , 取扱説明書 |
購入時の価格 | ¥7,680 |
OneOdio A10の音質やノイズキャンセリング
バランスの取れたドンシャリ
前モデルのA9と比べて音質は良くなりました。
特に高音域の尖りが無くなって聞きやすいドンシャリ系に落ち着いています。
遮音性も良いので大迫力で音楽を楽しみたい方におすすめです。
しかし解像感は前作と変わらずといった印象で、空間的な広がりも価格相応のもののように感じられます。
ノイキャンは正直微妙
一方のノイズキャンセリングについては、A9と比べるとだいぶ精度が落ちました。
前作のA9を100とすると今作は60くらいです。
ノイキャンのタイプは似ていて低音域のノイズを軽減してくれますが、弱めなので音楽を聴く際の補助的な役割としてしか機能しなさそうです。
OneOdio A10の外観デザイン
A9と比較して一番目に留まるのはやはりハウジングのメタリック加工です。
武骨で重厚感のあるデザインとなっていて、やや男性向けのように感じられます。
Rには電源ボタン・音量アップボタン・音量ダウンボタンの3つと充電端子が、
LにはANCスイッチがついていました。
OneOdio A10の使用感
よかった点
聞き心地の良い音質
変にクセがなく万人受けする心地よい音楽を楽しめる音質とバランス、と言った印象。
解像感はそこまで高くないですが、A9と比べて圧倒的に聴き心地が良いのが今回1番の進化です。
やっぱりコスパが良い
やはりOneOdioはコスパが良いです。
A9の記事でも述べましたが、ノイズキャンセリングを搭載しているまともなヘッドホンを買おうとしたら普通に2~3万円はするので、7千円台で購入できるのは非常に嬉しいです。
この価格なら、もし自分と相性が良くなくてもダメージが少なく済みます。
USB Type-Cに対応
OneOdio A10は充電端子がUSB Type-Cです。
前作はmicro USBでの充電だったため少し煩わしさがありましたが、今作でそれは見事に払拭。
充電は当然Type-C、イヤホンジャックとの接続もType-Cの付属ケーブルで対応しています。
気になった点
ノイキャンが弱い
やはりA9のノイズキャンセリング強度が高かったため、A10の低さが気になります。
そのため、ノイズキャンセリングが目的でヘッドホンを探している方にはあまりお勧めできません。
一方、ノイズキャンセリング特有の圧迫感は全然感じなかったので、ノイズキャンセリングが初めての方ならこれでも良いかもしれません。
まとめ
以上OneOdio A10のレビューでしたが、冒頭でも述べた通りノイキャンを求めるなら前作であるA9を購入するべきかと思われます。
逆に、音質にこだわりたい方には今回ご紹介したA10をお勧めします。