今回はGoogleも出資している中国のウェアラブル端末メーカーMobvoiから販売されている完全ワイヤレスイヤホン「TicPods 2」をレビューしていきたいと思います。
ANCは非搭載ですが、アプリでのイコライザー変更やスライドジェスチャなど便利な機能が搭載したモデルとなっています。
インナーイヤー型で選ぶなら金額的にも機能的にも結構アリなモデル
製品仕様
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- 製品名:TicPods 2
- 対応コーデック:AAC / SBC / aptX
- 再生可能時間(イヤホン単体,ケース込み):4時間, 20時間
- Bluetooth規格:Bluetooth5.0
- 防水性能:IPX4
- 重量(イヤホン単体, ケース込み):4.4g, 38.3g
- 充電方式:USB Type-C
- アクティブノイズキャンセリング:非対応
- インターフェイス:タッチコントロール, ジェスチャーコントロール
- 付属品:充電ケーブル, ユーザーマニュアル
- 価格:¥12,999
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インナーイヤーのシンプルな外観デザイン
早速開封していきます。
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内容物はイヤホン本体の他に充電ケーブルと説明書類が同梱。
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説明書には充電についてや接続、操作やジェスチャについて記載がされています。
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次に本体を見ていきましょう。
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ケース蓋はギザギザした表面加工で左右が若干膨れ上がっている形状。
前面には「TicPods」の文字、USB-Cの充電ポートは裏側にあります。
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ケース蓋を開けるとこのようにイヤホンがセットされていて、手前側には接続履歴の削除やペアリングモードの際に使うリセットボタンがあります。
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本体はAirPodsのような特に装飾の無いシンプルなデザイン。
AirPodsと決定的に違うのはイヤホンの「足」の部分がスライドジェスチャ用に平面っぽい加工になっている点。
表向きだとぱっと見でLとRの区別がつきにくい形状ですが、上部にマイクが付いているか付いていないかで判断がつきそうです。
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もちろん裏側にはLとRの文字が刻印されていて、
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頂部には音声操作・通話用のマイクが搭載しています。
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音はデフォルトだとドンシャリ
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デフォルトの状態だと音のバランスはドンシャリ傾向。
インナーイヤー型にしては低音が出ていて、音場も広めな印象です。
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コーデックはSBC,AAc,aptXに対応していてAndroid端末でもiOS端末でも高音質、低遅延で音楽を楽しめます。
アプリでのイコライザー調整が可能
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スマホ用アプリ「Mobvoi」と接続するとイコライザーやタッチ操作の設定を変更することができます。
1.アプリをインストールして起動し、デバイスを追加。選択肢の中から「TicPods 2 Standard」を選択して接続。
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2.デバイス一覧からTicPods 2を選択して管理画面へ移行後、各種設定の変更をします。
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3.「インナーイヤー型再生」は俗に言う自動装着検知。イヤホンを装着したら音声が再生され、外すと一時停止する機能です。
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4.「音楽再生時にイヤホンをダブルタップ」した際のアクションを曲送り/曲戻し/再生停止の中から選択し、設定します。
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5.「イコライザー」では9つのプリセットの中から自由に選択することが可能。音楽を再生しながら変更していくと、それぞれの音のバランスがどのようなものになっているのか分かり易いです。
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6.「通知音」の欄では装着時や接続時の通知音をオンにするかオフにするか設定できます。
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7.「イヤホンのタッチ操作」をオンにしておくとイヤホンを耳に装着する前の誤操作防止や、上下スライドでのアクションが可能になります。
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8.「イヤホンのアップグレード」欄ではイヤホンのファームウェアが最新のものか確認でき、最新のものでなかった場合アップデートができます。
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実際に使ってみて良かった点
シンプルなデザインと直感的な操作感
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デザインに関しては装飾がほとんどなく、音量の調節がスワイプでできるのが操作に困らず好印象。
他のイヤホンだとタップ数で操作が分かれているため、音量を上げたいときに下げてしまうなんてことがしばしばありましたが、このモデルではそのミスをしなくて済むようになりました。
アプリで音のバランスを変えられる
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通常のイヤホンであれば個体に対して一通りのバランスの音でしか音楽を聴くことができませんが、TicPods2はアプリ上で複数のプリセットの中から選択し、変更することが可能。
低音をもっと立たせたい場合や、ボーカルを大きく聴きたい場合など、自分好みの曲好みのバランスに合わせられるのは大きなメリットです。
デフォルトの「スタンダード」は原音通りのバランスですが、他のプリセットと比べて音量が小さめに設定されているため、変更の方はどれも迫力が大きく感じます。
まとめ
以上Mobvoi「TicPods 2」のレビューでした。
プラス5,000円で購入できる上位機種の「TicPods 2 pro」には、QCC5121という最新のチップが使われていて、頭を振るだけで通話開始が可能などといった機能が搭載していますが、個人的にはいらない機能なのでこちらのモデルで十分だと思います。
なんせ完全ワイヤレスイヤホンに必要な「長時間使用」「急速充電」「高音質」「コンパクトさ」といった要素がすべてが揃っています。
「AirPodsが高くて迷っているけど完全ワイヤレスイヤホンが欲しい!」という方にはオススメです。
本記事はメーカー様から商品を提供いただき作成しています。