今日はスマートウォッチで有名なウェアラブルメーカーMobvoiから先日新登場した完全ワイヤレスイヤホン「TicPods ANC」について、使ってみた感想など話していきたいと思います。
比較的低価格で手に入るオススメのワイヤレスイヤホンです。
ノイズキャンセリング入門者にもおすすめの多機能モデル
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TicPods ANCの製品仕様

- 製品名:TicPods ANC
- 対応コーデック:SBC / AAC
- 防水性能:IPX5
- 再生可能時間(イヤホン単体,ケース込み):4.5~5時間, 21時間
- Bluetooth規格:Bluetooth5.0
- 重量(イヤホン単体,ケース込み):5g, 52g
- 充電方式:USB Type-C
- アクティブノイズキャンセリング:対応
- インターフェイス:タッチコントロール
- 付属品:充電ケース , 充電用ケーブル , イヤーピース(1組) , 取扱説明書 , ステッカー
- 価格:¥9,699-
丸っとしたケースが特徴的

まずは同梱品の確認。

本体と充電ケーブル、イヤーピースやユーザーガイドが主なところです。


充電ケースは丸っとしていて、パッと見サイズの大きいAirPodsみたいな感じ。

底面部には充電用のUSB Type-Cのポートと充電残量を示すインジケーターがあります。


イヤホン本体はカナル型なのに円筒状のノズルがない特徴的なデザイン。
それに伴ってイヤーピースも傘のある独特の形をしています。
一応イヤーピースを外した状態でインナーイヤー型としても使用できるみたいです。

充電ケース自体はこんな感じ。
タッチコントロール

[音楽再生時]
右or左を二回タップ:再生・一時停止
右側を三回タップ:曲送り
[通話時]
右or左を二回タップ:電話に出る
右側を2秒間ホールド:通話の終了・拒否
[待機時]
右or左を三回タップ:音声アシスタント
右側を2秒間ホールド:ノイズキャンセリングの切り替え
13mmドライバーユニット搭載でパワフルな音質
ドライバーサイズは13mmと完全ワイヤレスの中では大きい部類で、中低音から高音域まで伸びのあるパワフルなサウンドで楽しみたい方にオススメです。

音質は低音寄りで解像感もこの価格帯では比較的良い方だと思います。
イヤーピースの装着感は高めで、中音量程度であれば正直ノイズキャンセリングが無くても周囲の騒音は聞こえなくなります。
また、ノイズキャンセリングをオンにしても音質の低下はさほど感じませんでした。
もちろん片耳での使用も可能です。
実際に使ってみて感じてこと
良かった点
ノイキャンの精度が予想以上
やはりこのイヤホンの一番の魅力はノイズキャンセリングです。

換気扇やエアコンの音はほとんど気にならなくなるレベルまで軽減されます。
AirPods Proと比較すると大体6~7割程度の強度です。
外音取り込み機能が使える
左右片方を2秒間ホールドするとノイズキャンセリングから外音取り込みに切り替わります。
この機能に関しては機械処理をした感じがあり少しホワイトノイズが発生しますが、30分程度ですぐに慣れました。

1万円以下でノイズキャンセリングと外音取り込みがどちらも使えるのは希少で、優しい価格設定です。
ペアリングスピードが速い

通常のワイヤレスイヤホンはケースから本体を取り出したタイミングでペアリングモードになります。
一方、TicPods ANCはケースから取り出さなくてもケースの蓋を開けただけでペアリングが開始。
これだけ速いとイヤホンを装着した瞬間から音楽が楽しめるので便利です。
気になった点
充電ケースが大きい
ケースのサイズ感が少し気になりました。
AirPodsと比較するとこのくらい。

イヤホンがどんどん小型化していく昨今では、こちらはやはり大きな部類に入る気がします。
イヤーピースに小サイズが無い
市販のイヤーピースが使えないので、小サイズのイヤーピースが付属していて欲しかったのが正直なところです。
比較的耳の小さな方は購入する際注意が必要です。
まとめ
1万円以下の価格帯だとかなり有力な選択肢。
同梱のイヤーピースが1サイズしかないのでその点だけ注意が必要ですが、それ以外の点では幅広くお勧めできる多機能なワイヤレスイヤホンです。

Mobvoi 公式サイト→ https://www.mobvoi.com/jp
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