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CREATIVE OUTLIER AIR V3 先行レビュー | 専用アプリに対応でANCやイコライザー機能を新たに搭載した最新作

PC用サウンドカード「Sound Blaster」シリーズや様々なスピーカーやヘッドホン等を開発し、ワールドワイドで展開をしているCreative Technology Ltdの日本法人であるクリエイティブメディア株式会社

今回、新しくワイヤレスイヤホン「CREATIVE OUTLIER AIR V3」が登場するとのことで、先行レビュー用にサンプルをいただいたので、実際の使用感と合わせてご紹介したいと思います。

通勤や通学はもちろん、在宅での長時間利用の際にも最適

目次

OUTLIER AIR V3の開封

さっそく開封していきます。

パッケージ外観はこんな感じ

内容物一覧
  • イヤホン本体(左右)
  • USB Type-C 充電ケース
  • USB Type C-to-A 充電用ケーブル
  • イヤーピース S/M/L 各1ペア
  • クイックスタート リーフレット

イヤピースはワイヤレスイヤホンによく見られる浅めのタイプで3サイズ分同梱。

充電ケーブルは約15cmの標準的なものになっています。

最後に充電ケースとイヤホン本体を見ていきましょう。

充電ケースは横長のデザインで正面中央には「Creative」のブランドロゴ、

右側面には充電用のUSB Type-Cのポートがあり、バッテリー状態を表すLEDインジケータも搭載しています。

イヤホンはこのようにスライドして取り出すギミックで、ケースの右側面を押し出すようにして引き出します。

イヤホン本体は豆型のシンプルな形状。

ハウジングのオモテ面にはタッチセンサーとLEDインジケータが搭載し、サイドにはロゴとノイズキャンセリング用の集音マイクがついています。

Image:Creative
  • 青点滅;Bluetooth接続なし
  • 青/赤点滅;Bluetoothペアリング
  • ゆっくり赤点滅;充電中(充電ケース収納時)

イヤーピースを外すとこのようになっていて、ノズルもイヤーピースと同様、背丈の低い形状となっています。

全体を通してグレーとブラックで統一されたデザインはかなりスタイリッシュな印象で、バッグの中に一つあるだけで印象がだいぶ変わると思います。

OUTLIER AIR V3の製品仕様

Image:Creative
製品名OUTLIER AIR V3
型番HS-OTLARV3
通信規格Bluetooth 5.2
対応コーデックSBC, AAC
連続再生時間(単体, ケース込)最大10h, 最大30h
ノイズコントロールANC, アンビエント
ドライバー6mm バイオセルロースドライバー
周波数特性20Hz〜20kHz
重量(単体, ケース込)5.2g, 75.2g
防水等級IPX5
充電USB Type-C, ワイヤレス充電(Qi)
対応アプリCreative, SXFI App
価格価格;¥6,980(税込)

前モデルである「OUTLIER AIR V2」と比べ、atpXコーデックが非対応になった代わりに新たにノイズコントロールやワイヤレス充電に対応

Image:Creative

Bluetoothのバージョンが向上しドライバーユニットに関しても刷新が見られます。

また、今回の大きなアップデートとしては、専用カスタムアプリ「Creative」に対応したことと、デバイス上にある音楽ファイルをBluetoothで再生する際に、ヘッドホンホログラフィを適用する処理技術「Super X-Fi」にも対応したことが挙げられます。

Image:Creative

参照;製品仕様マニュアル, 安全使用上の注意

OUTLIER AIR V3の音質

ディティールの細かい高音部やバランスの取れた中音域、包み込まれるような低音を再現する新設計の6mm バイオセルロースドライバーを採用し音質もアップ、より良いサウンドでの音楽リスニングをお届けします。

クリエイティブメディア

音質について、公式サイトの記述にはこのように記載があり、実際に聞いてみても中〜高音(特に高音域)の解像感は高いように感じました。

バイオセルロースドライバーは、SONYやDENON、FOSTEXの大型ヘッドホンなどで使用されており、音質面での評価、実績の高い素材。

完全ワイヤレスイヤホンに登用する例はそこまで多くないので比較的珍しい事例と言えます。

Image:Creative

低音域に関してはデフォルトの状態だと可もなく不可もなくといった印象ですが、明瞭な高音域に気を取られると若干存在感に欠ける部分があるかもしれません。

次項でも触れますが「OUTLIER AIR V3」はアプリによって音のバランスをカスタマイズすることが可能なので、物足りないと感じた際はその帯域を持ち上げてバランスを取ることが可能になります。

アプリ「Creative」に対応

Creative

Creative

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「OUTLIER AIR V3」は専用カスタムアプリ「Creative」に対応していて、各種設定をアプリ上で行うことができます。

まずご自身のスマートフォンにアプリをインストールし、設定の画面からイヤホンを接続。

その後、アプリを立ち上げるとアプリがイヤホンとの接続を検知し、自動で管理画面に移行します。

イコライザー機能

イコライザー機能では音の帯域ごとにそのボリュームを調整することが可能です。

ボーカルを前面に出して楽しみたい場合は中音域を持ち上げたり、ロックやEDMを楽しみたい場合は低音域と高音域をそれぞれ持ち上げたりすることで自分好みのバランスの音にできるため、音楽体験の質がかなり向上します。

自分でカスタムするのが難しい方やいちいち操作するのが面倒な方は、あらかじめ用意してあるプリセットの中から選ぶことも可能です。

ノイズコントロール

管理画面から「ノイズコントロール」を選択すると、「アクティブノイズリダクション」と「アンビエントモード」の切り替えができる画面に移行ます。

Image:Creative

二つのモード共に最小レベル〜最大レベルまで5段階で調節が可能です。

どちらも効き具合は中程度の印象で、あくまで視聴体験をサポートするものとして利用するのが目的かと思われます。

とは言っても、定常的に流れている騒音などに対しては十分機能してくれますし、モードを切り替えるとその違いがはっきりとわかる程には効果があります。

Image:Creative

無音状態でオンにしても特にホワイトノイズなどは乗らなかったので、かなり自然な効きになっている印象です。

タッチコントロール

Image:Creative

イヤホン本体の丸い部分がタッチセンサーになっていってタッチによる操作が可能です。

これについてもアプリ側で自分の使いやすいように操作をそれぞれ割り当てることができます。

再生時
  • 左を2回タップ:アンビエントモード > アクティブノイズリダクション > オフ
  • 左を3回タップ:Siri/Googleアシスタントを呼び出す
  • 左を3秒長押し:音量ダウン
  • 右を2回タップ:一時停止/再開
  • 右を3回タップ:次トラックにスキップ
  • 右を3秒長押し:音量アップ
Jun

「1回タップ」による操作が無く、誤接触による誤動作は防げます!

着信 / 通話時
  • 2度タップ:電話に出る/電話を切る
  • 3秒長押し:着信を拒否
Bluetooth ペアリング
  • 3秒長押し:Bluetoothペアリング モード
電源オン / オフ
  • 6秒長押し:電源オフ
  • 3秒長押し:電源オン

Super X-Fi技術に対応

Image;Creative

「OUTLIER AIR V3」スマートフォン等のデバイス上にある音楽ファイルをBluetoothで再生する際に、Super X-Fi ヘッドホンホログラフィを適用する処理技術であるSUPER X-FI READYの「Super X-Fi」に対応。

SXFI App

SXFI App

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こちらは先程の「Creative」とは別の専用アプリ「SXFI App」を通して自分の耳の形を測定し、その耳の形に合わせて音の調整をソフトウェアが自動で行なってくれる機能。

映画館などで体験できるようなマルチスピーカーシステムでのリスニング体験をイヤホン上でも再現できるようで、本格的なサラウンドシステムを気軽に持ち運べるようにするのが目的のようです。

セットアップ方法
Image;Creative
  1. スマートフォンにSXFI Appをインストール
  2. SXFI AppでSuper X-Fi プロファイルを作成
  3. スマートフォンとOutlier Air V3をBluetooth接続

9月5日現在、OUTLIER AIR V3は対応機種リストに載っていないため、今後のアップデート等で順次対応していくものと思われます。

Image;Creative

まとめ

ワールドワイドで展開をしているCreative Technology Ltdの日本法人であるクリエイティブメディア

今回はそんなクリエイティブメディアから新たに発売となったワイヤレスイヤホン「CREATIVE OUTLIER AIR V3」についてご紹介しました。

新設計の6mmバイオセルロースドライバーを採用し、専用アプリに対応したことでイコライザーやノイズコントロールが新機能として搭載した当モデル。

バッテリー駆動時間も単体で最大10時間、ケース込みで最大30時間とかなりスペックの高い仕様となっています。

通勤や通学はもちろん在宅での長時間利用の際にも最適で、5,000〜10,000円あたりでイヤホンを探している方におすすめです。

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