iPhone12,13と順次MagSafeに対応してきている中、周辺機器もそれに合わせてMagSafe機能を搭載するものが多くなってきています。
その中から今回は株式会社CIOの手がけるMagSafe対応のモバイルバッテリー「CIO-MB20W-5000-MAS」について紹介します。
この製品の特徴はなんと言ってもMagSafeでiPhoneを充電できること、さらにApple Watchの磁気充電にも対応していること。
これ一台で手持ちのApple製品をほとんどカバーできるのでかなり便利です。
株式会社CIOとは
そもそもにCIOとはどのような会社なのか紹介します。
株式会社CIOとは充電器・充電ケーブル・モバイルバッテリーを中心としたIoT製品の総合メーカーで、ここ数年で非常に伸びの大きい会社の一つ。
2017年1月に大阪に本社を置いて設立し、過去には小型のACアダプターや高性能モバイルバッテリーで人気を得ており、各種SNSやメディアなどで度々取り上げられています。
現在はヨドバシカメラやビックカメラ東急ハンズなどを関連取引先として事業を運営中です。
今回紹介するモバイルバッテリー「CIO-MB20W-5000-MAS」はメディア露出も多く、個人的に前々から気になっていたので、この機会に詳しく見ていきたいと思います。
CIO-MB20W-5000-MASの開封
パッケージは白地に紫のプリントでデザインされ、内容物は以下の3点が入っています。
- 充電用ケーブル (USB C to C)
- バッテリー本体
- 取扱説明書
CIO-MB20W-5000-MASの外観・デザイン
今回自分が選択したのはブラックのモデル。
表面はマットな加工、装飾類はスタンド機能とロゴの刻印がされているだけのシンプルなデザインで、裏面にはMagSafeとApple Watchの充電ポイントが記されています。
この充電ポイントではMagSafe対応製品、Apple Watchでなくても、Qi充電に対応したAppleデバイスであればワイヤレス充電可能です。
下部側面には左から電源ボタン、USB-Cポート、LEDインジケータが搭載。
電源ボタンを押すことでそのときのバッテリー残量を確認することができます。
- ○○○○;75%~100%
- ○○○●;50%~75%
- ○○●●;25%~50%
- ○●●●;0%~25%
つまみを持ち上げるとスタンドとして使用することができ、約70度まで開くことが可能です。
iPhone12 miniと並べるとこのようなサイズ感。
重ねるとサイズはぴったりで、カメラバンプとは一切干渉しないようになっています。
手に持つとやはりゴツく感じますが、収まりはApple純正のMagSafeモバイルバッテリーに近しいです。
CIO-MB20W-5000-MASの製品仕様
製品名 | CIO-MB20W-5000-MAS |
重量 | 150 g |
サイズ | 94.5 × 63.0 × 16.5 mm |
カラー | ブラック, ホワイト |
出力(ワイヤレス) | 2.5W(Apple Watch), 5W, 7.5W |
出力(有線;USB-C) | 5V/2.4A=15W, 9V/2.2A=18W, 12V/1.6A=20W |
入力 | 5V/3A=15W, 9V/2A=18W, 12V/1.5A=18W |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
出力はiPhoneであればワイヤレスで7.5W、有線で最大20W。
入力は最大18Wと急速充電に対応しており、およそ1時間でフル充電されます。
バッテリー容量は充実の5,000mAhで、これ一つあれば一日の外出で心配はいりません。
Appleの対応機種
iPhone
- iPhone 8/8plus
- iPhone X/XS/XS Max/XR
- iPhone 11/Pro/Pro Max
- iPhone SE2
- iPhone 12/Pro/Pro Max/mini
- iPhone 13/Pro/Pro Max/mini
AirPods
- AirPods第1世代
- AirPods第2世代
- AirPods第3世代
- AirPods Pro
Apple Watch
- Apple Watch Series 1
- Apple Watch Series 2
- Apple Watch Series 3
- Apple Watch Series 4
- Apple Watch Series 5
- Apple Watch Series 6
- Apple Watch Series SE
- Apple Watch Series 7
本記事はメーカー様から商品を提供いただき作成しています
CIO-MB20W-5000-MASの特徴と使用感
Apple Watch対応で有用大
Apple Watchとワイヤレス充電が一つにまとまったことで、
- iPhone
- AirPods
- Apple Watch
この三つが一台のモバイルバッテリーでカバーできるようになりました(しかもケーブルいらず)。
しかし三台分の電力を5,000mAhで十分に供給できるかと言われると「正直厳しい」というのが本音で、持って1日程度でしょう。
従って、三台分使用する場合は毎日バッテリー側も充電してあげる必要がありそうです。
MagSafe搭載でケーブルレス
MaSafeの搭載によって、iPhoneとAirPods用に持ち歩いていたLightningケーブルが不要になります。
さらに、もしUSB-Cでの有線充電も不要であれば完全なケーブルレス化が実現します。
モバイルバッテリーを使用しながらiPhoneを操作したい場合、従来であればケーブルが邪魔だったのをCIO-MB20W-5000-MASは上手く克服しました。
スタンド部分が機能的
単なるモバイルバッテリーであれば似たような製品は市場にいくつか登場していますが、スタンド機能を併せ持つモデルは珍しいです。
スタンドの開き具合には限界がありますが、ヒンジ部分は頑丈な作りなので安定感は十分。
縦向き横向き両方に対応できるため、日常の中での登場シーンが増えそうです。
スタンド使用時パススルーは不可
スタンドが機能的と言いましたが、縦向きで使用する場合はUSBポートが地面と近くなりケーブルを挿すことができません。
iPhoneを充電しながらモバイルバッテリーにも給電する「パススルー充電」はこの場合のみ使用できない点は留意しておきましょう。
充電速度はそこまで速くない
一時間で約30%ほど充電される感じで、フル充電されるまでには3~4時間程度かかりました。
MagSafeといっても磁気吸着があるだけでAppleの唄う15Wの充電スピードまでは再現されていませんでした。
あくまでもこのモバイルバッテリーの魅力は「ケーブルレスでiPhone,Apple Watch,AirPodsを全てカバーできる」という点なことを忘れてはいけません。
まとめ
今回はCIOからクラウドファンディングを通して生み出されたMagSafe対応のモバイルバッテリー「CIO-MB20W-5000-MAS」について紹介しました。
- AppleWatch充電とワイヤレス充電がこれ一台に
- Magsafeに対応し、iPhone12以降であれば磁力で吸着可能
- 自由調節スタンド付きで動画鑑賞などがより快適に
現在、Amazonでの取り扱いは無く、CIO公式サイトもしくはRakutenで購入可能となっています。