Androidスマホやタブレットで定評のある中華メーカーBlackview
今回はそんなBlackviewから新たに登場したタブレット『Tab10 Pro』について紹介します。
- AnTuTuベンチマーク約24万点
- デュアルSIM対応
- 高性能なカメラ品質
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Blackview Tab10 Proの開封
まずは開封と外観のチェックです。
- 本体+ケースカバー
- ACアダプタ
- 充電ケーブル
- 変換ケーブル
- 有線イヤホン
- SIMピン
- 説明書
タブレット本体
Blackview Tab10 Proは、中国のメーカーBlakviewが手がける10.1インチのAndroidタブレット。
カラーリングはグレー、ゴールド、シルバーの3色がラインナップされています。
今回、自分はグレーを選択しました
本体は開封の段階でケースが装着され、フィルムも貼られています。
ケースを外すと、表面加工は以前紹介したTab6と同じで、少しラメの入ったような見た目。
オモテ面には8MPのフロントカメラ、背面には13MPリアカメラが搭載しています。
上側にはマイク、下側には純正キーボード用のコネクタとスピーカーが2基。
スピーカーはステレオスピーカーです
右側には電源ボタンと音量ボタン、左側にはSIMスロットとUSB-Cコネクタが配置されています。
SIMスロットはデュアルSIM対応で、うち一つはmicroSDを入れる場所としても使用できます。
デフォルトの状態でストレージは14GB(11%)ほど使用されていますが、128GBまでmicroSDの使用が可能なので、足りない場合は増強することが可能です。
付属品
付属品で同梱してくるUSBケーブルはUSB-A → USB-C。
アダプタ側はUSB-Aで、最大18W出力となっています。
加えてUSB-Aメス → USB-Cオスの変換ケーブルも同梱していて、これを使用すればUSB-C → USB-Cで充電することが可能です。
インナーイヤー型の有線イヤホンも付属していて、端子はなんとUSB-C。
結構充実した構成になってます。
もちろんSIMピンも同梱しています。
本記事はメーカー様から商品を提供いただき作成しています
Blackview Tab10 Proの製品仕様
製品名 | Tab10 Pro |
SoC | MTK MT8788V |
OS | DokeOS P2.0(Android11) |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB |
サイズ | 243×162×8.8mm |
重量 | 588g |
ディスプレイ | 10.1インチ FHD+ |
カメラ | 13MP, 8MP |
バッテリー | 6580mAh |
価格 | 31,990円(税込) |
今回のTab10 Proは前作のTab10と比べてメモリ、ストレージが大きく進化しています。
これの影響もあって、動作はかなりスムーズになり、ライトユーザーのメインタブレットくらいには位置付けできるレベルまできている印象です。
また、モバイルデータ通信は4G LTEに対応し、Bluetoothは5.0で接続が可能。
バッテリーに関しては容量が若干少なくなりましたが、充電速度最大30Wまで対応しているので、実際の使用感にはそこまで影響しなさそうです。
Blackview Tab10 Proの動作検証
Blackview Tab10 Proに採用されているプロセッサーはMediatekのMTK MT8788V。
CPUはCortex-A73(2GHz)×4 + Cortex-A53(2GHz)×4のオクタコア構成で、GPUはArm Mali-G72 MP3を搭載しています。
ベンチマーク測定
AnTuTuベンチマーク v9.3.7
AnTuTuベンチマークは23.7万点。
前作のTab10と比べ、メモリが倍増している点が大きく寄与しているように思います。
正直ゲーム用途としては使い物になりませんが、ブラウジングやSNS、動画視聴の用途では特に不満なく使えるレベルです。
antutu | 動作 |
---|---|
総合スコア:約50万点以上 GPUスコア:約18万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約35万点〜50万点 GPUスコア:約14万点〜18万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約25万点〜35万点 GPUスコア:約7万点〜14万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約15万点〜25万点 GPUスコア:約3万点〜7万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約15万点以下 GPUスコア:約3万点以下 | サブ端末向き |
この表でいうところの、下から二つ目。
サブ端末以上、ゲーム用途以下って感じですね
GEEK Bench5
GEEK Bench5のスコアは以下の通りです。
カメラ性能
カメラ構成はリアカメラ、フロントカメラそれぞれ1基ずつのシンプルなものになっています。
- リアカメラ;13MP(IMX258), F2.2
- フロントカメラ;8MP(IMX219), F2.2
どちらもリアカメラで撮って出しですが、かなり鮮やかに表現できていて、細部を拡大するとスムースがかかったようなテクスチャがみてとれます。
また、ダイナミックレンジの広さも最低限確保できていて、景色の撮影・物撮りどちらもある程度のクオリティが期待できます。
Blackview Tab10 Proの使用感
ライトユーザーには十分な使い心地
AnTuTuベンチマークのスコアは約24万点とそこまで高くないため、高度な処理は期待できません。
一方でメモリは8GBも搭載しているので、画面分割で軽い動作を並行して走らせるような運用が得意な印象です。
自分はこのTab10 Proを動画視聴用として使っているのですが、画面分割でもう半分にブラウザを表示させてみても、特に問題なく使えました。
画面分割で表示させたいアプリを立ち上げる → タスクビュー画面の「︙」から「画面分割」を選択
カメラ品質が想像以上
正直なところ、タブレットに搭載しているカメラなんて飾り程度にしか思っていなかったので、そこまで期待していませんでした。
ところが、実際に使ってみたところ、ノイズも少なく、オートフォーカスも問題なく動作する上、デジタルズームの質も悪くありませんでした。
さらに驚きなのが、このTab10 Pro、オンライン会議でカメラを使っている際、自動で被写体を追跡する機能を持ち合わせています。
Appleで言うところのセンターフレームが、このタブレットでは「カメラフォローモード」という名前で機能します。
テレビ電話を日常的に行う方にとっては、かなり便利な機能と言えますね
純正キーボードと組み合わせればもっと便利
今回紹介したTab10 Pro、実は別売りでスタイラスペンとキーボードが購入可能です。
その中でも個人的に推奨したいのがキーボード。
接点で接続する仕様なので、タッチパッドの遅延やキーボードのバッテリーを気にすることなく使えます。
また、このタブレットをPCライクに使おうとすると、先に記述した画面分割やカメラフォローモードの真価を引き出すことも可能になります。
現在、公式ストアでは在庫切れになっていますが、AliExpressなどのECサイトでは購入可能なところもあったので是非チェックしてみてください。
まとめ
今回はAndroidスマホやタブレットで定評のある中華メーカーBlackviewから新たに登場したタブレット『Tab10 Pro』について紹介しました。
比較的軽めの用途で検討している方や、画面分割で複数のコンテンツを同時に視聴したい方におすすめの一台です。
- AnTuTuベンチマーク約24万点
- デュアルSIM対応
- 高性能なカメラ品質