Appleが2020年に発売したiPhone、5種類の中で日本で一番注目度が高かったと言っても過言ではない「iPhone12 mini」
5.4インチとディスプレイサイズは小型なものの、その他スペックでは他モデルと同等の新しいラインナップとなった本作。
実際に1ヶ月使用してみてどのような点が良かったのか、逆に不便な点はあったのか、今日はそれについて話していきたいと思います。
手が小さめな人全員にオススメしたいモデル
購入したiPhone12 miniの製品概要
- 機種:iPhone12 mini
- ディスプレイ:5.4インチ、2,340×1,080、HDR
- 防塵防沫:IP68(最大水深6メートルで最大30分間)
- カメラ:標準広角(F1.6)、超広角(F2.4)
- SoC:A14 Bionic
- メモリ:4GB
- カラー(オプション):Black
- ストレージ(オプション):128GB
アクセサリ
- フィルム:OAproda ガラスフィルム
- ケース:Spigen シンフィット
使ってみて良かった部分
小さくて手に馴染むサイズ感
寸法は横64.2mm × 縦131.5mm × 厚み7.4mm
歴代のiPhoneと比べるとiPhone5より大きくiPhone8より小さい筐体サイズとなっています。
重さは133g、前機種のiPhoneXが174gだったので40gほど軽くなりました。
エッジ部分が角張ったことで握り心地がも良くなり、握った際に落としづらくなった感じがします。
ベーシックモデルなのに機能面ではほぼProと同等
従来ではProモデルにしか搭載されなかった有機ELも今回はベーシックモデルにも採用
12シリーズから初めてiPhoneに搭載となった磁気充電規格「MagSafe」や次世代通信規格5Gにもきちんと対応しています。
プロセッサーも全モデル最新のA14Bionicが乗っていて、動作の快適性や省エネ性は11シリーズから着実に進化。
これだけ機能を詰め込んだのにも関わらず価格は税込みで8万円台前半から購入可能との高コスパ。
今回の発表のタイミングで多くの方が12シリーズに乗り換えたことと思います。
カメラはより夜に強く
12シリーズでは新たに超広角、インカメ、タイムラプスでのナイトモード撮影が可能となり、より夜に強いカメラになりました。
ベーシックモデルとProモデルのカメラの差は主に「望遠」や「ナイトモード」、「拡張子」の三つがありますが、どれも “あったら便利だけど必須ではない” 機能なので、日常使いのレベルであればベーシックモデルで十分事足りるはずです。
実際に12miniで撮れた写真↓
気になった部分
バッテリーはギリギリ丸一日持つレベル
iPhone本体のサイズが小さくなったことによりバッテリーのサイズも小さくなってしまいました。
いろいろなYouTuberやブロガーの人が「miniは意外と電池持ちが良い」と言っていますが、それは待機させている時のバッテリー消費が少ないという趣旨で、一日中コンスタントに使っていたら結構サクサク減っていきます。
A14Bionicチップが省電力性を向上させたおかげで、バッテリーサイズに対する駆動時間は長くなりましたが、それでも朝から晩まで使っていたらフル充電でも尽きてしまいます。
個人的にモバイルバッテリーを持参するか毎度悩みたくないので、このサイズでも一日中切れないバッテリーが搭載されるのが待ち遠しいです…
とは言ったもののiPhoneSE(2)と比較すると若干駆動時間は伸びていますし、公式サイトの数値からしても十分実用範囲内です。
*注意:12 miniは他の12シリーズとは異なりMagSafe充電は最大12Wです(他は最大15W)
まとめ
以上、iPhone12 miniについてまとめてきましたが、やはりこのサイズ感が魅力的です。
今回のラインナップでは一番安価なモデルですが、主要な機能に省略が無く非常にコスパの良いiPhoneだと思います。
iPhone一本でカメラから編集、仕事までこなしたいという方には当然Proモデルをお勧めしますが、iPadやMacなど他の機器と連携して、あくまでもスマートフォンとして使用する方にとってiPhone12miniは十分大きな選択肢になると思います。