2020年秋に発表されたiPhone12シリーズ。
その新しい機能にMagSafeという磁気規格のインターフェイスがあり、Apple公式ではそのMagSafe充電ケーブルが約5千円で販売されています。
非常に便利な充電規格ではあるものの、中には「充電ケーブルだけのために5千円もかけられない」という方も当然いると思います。
そこで今回は、約2千円で購入可能なRefaneyというメーカーのMagSafe充電器について、実際に購入して1ヶ月ほど使ってみたのでレビューしていきたいと思います。
パッケージは純正品そっくり
まずは開封していきたいと思いますが、パッケージが純正品のそれとそっくりで驚きました。
裏面には15W対応としっかり表記がされています。
中には説明書と充電器本体
充電器本体の梱包には少し不安を感じてしまいます。
製品クオリティは想像通り
次に、出てきた本体を見ていきます
ケーブルの端子はUSB Type-C
マグネット部とケーブルの繋ぎめは少し隙間がありますが使っているうちに馴染んできて目立たなくなったのであまり気にしなくて大丈夫かと思われます。
純正品はマグネット部の設置面が滑りにくい素材でできているのに対し、こちらはプラスチックでできていて少しチープな質感。
細かいところまで見ていくと、白い設置面が若干斜めっていましたが使用する際に支障はなさそうです。
裏面はシンプルでマットなデザイン
こちらは純正品と同等の作りのサラサラした手触りでシンプルなデザイン。
裏からでは純正品との区別がつきそうにありません。
使用感は純正品と遜色なし
磁力は純正品と変わらない程度で、ケース無しの状態で使用すると紐で吊るせるほどと、十分なレベル。
また、ケースを着用したままでも使用しましたが、MagSafeと認識され、きちんと充電できました。
ただ、MagSafe非対応のケースだと先ほどと同様の吸着力は無く簡単に外れてしまうため、やはりMagSafe対応のケースを買った方が良さそうです。
iPhone12miniで使用したところ、出力は約10W。
純正のMagSafeだと最大12WのiPhone12miniでこの出力ですから、そこまで高出力な充電を求めていないのであればまずまずな数値だと思います。
実際に手元で充電速度を確認したところ、40分間の充電で5%→48%まで充電されました。
また、互換性はきちんとあるようで、MagSafeに対応していないiPhoneXやAirPods ProなどのデバイスでもQi充電器として使用できました。
15W出るおすすめのMagSafe充電器
一応述べておくと、Apple公式的には、非認証品で15W出力のMagSafe充電器は基本的に”ダメ”です。
15Wの出力が許可されているのは純正のMagSafe充電器や、傘下にあるBelkinなどの充電スタンドのみ。
あのAnkerやESRでさえ15W対応のMagSafe充電器は売れないのが現実なのです。
とは言っても、売っているものは売っているんだから買いたくなりますよね。
調べたところ、現在Amazonなどで手に入る15W出力のMagSafe充電器はこの二つのようです。
今回紹介した「Refaney」というメーカーの充電器は、もう市場に出回っていないみたいです
- SUNTAIHO
- TommyBear
まとめ
端子を抜き挿しする手間の無いワイヤレス充電と、十分な充電スピードを有する有線充電の両方を併せ持つMagSafe。
非常に実用的で便利なためiPhone12 miniを購入してから僕自身毎日のように使っています。
純正品の約4割ほどの値段で買えるサードパーティー製のMagSafe充電器。
細かいところに若干粗が見えますが、使用感で言えば純正品と変わらないものなので、価格優先で選ぶ方にはオススメです。